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シリーズ「あいだで考える」2024年5冊セット
最首 悟 著 / 栗田 隆子 著 / いちむら みさこ 著 / 斎藤 真理子 著 / 古田 徹也 著
内容紹介
正解のない問いを考え、多様な他者と生きる
不確かな時代を共に生きていくために必要な
「自ら考える力」
「他者と対話する力」
「遠い世界を想像する力」
を養う多様な視点を提供する、
10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。
★シリーズ6~10冊目までの創刊セット★
(10冊目以降も続刊中)
【シリーズの特長】
◆10代の関心を誘う幅広いテーマ設定。「正解の無い問い」を考える。
◆知識よりも、多様な視点を提供。新しい価値観や考えを知るきっかけに。
◆多彩でユニークな著者陣。実社会のさまざまな分野での「実践者」「当事者」であることを重視。
◆中学校以上で習う漢字・読みはルビつき。※章ごとの初出。
◆巻末の作品案内で、文学、漫画、映画などさらに興味が広がる多様な作品を紹介。
◆わかりやすい⽂章と、短く章⽴てしたコンパクトなつくり。中⾼⽣や本を読み慣れていない⽅でも「1 冊読んだ」「ひとまとまりの知を⾝につけた」という充実感を持ち、楽しい読書体験を得られる。
◆ブックデザインは矢萩多聞が担当。本の世界にすっと入れる読みやすい紙面デザイン。思わず手にとりたくなるようなモノとしての楽しさ・美しさを大切に、「わたしの本」として愛着がもてる造本。
【セット内容】
最首悟『能力で人を分けなくなる日 いのちと価値のあいだ』
栗田隆子『ハマれないまま、生きてます こどもとおとなのあいだ』
いちむらみさこ『ホームレスでいること 見えるものと見えないもののあいだ』
斎藤真理子『隣の国の人々と出会う 韓国語と日本語のあいだ』
古田徹也『言葉なんていらない? 私と世界のあいだ』もっと見る
目次
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著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[著]最首 悟(サイシュ サトル)
1936年福島県生まれ。生物学者、社会学者、思想家。東京大学教養学部助手を27年間務め、1977年より第一次不知火海総合学術調査団(水俣病に関する実地調査研究)に参加、第二次調査団長を務めた。また障害者の地域作業所「カプカプ」の設立・運営に携わる。現在、和光大学名誉教授。著書に『いのちの言の葉』(春秋社)『新・明日もまた今日のごとく』(くんぷる)『「痞」という病いからの』(どうぶつ社)『星子が居る』(世織書房)ほか多数。[著]栗田 隆子(クリタ リュウコ)
1973年神奈川県生まれ。文筆家。大阪大学大学院で哲学を学び、シモーヌ・ヴェイユを研究。その後、非正規労働者として働きながら女性の貧困や労働問題の解決に向けたアクションを行うグループやネットワークにかかわる。現在は新聞・雑誌などでの執筆を中心に活動。著書に『呻きから始まる 祈りと行動に関する24の手紙』(新教出版社)、『ぼそぼそ声のフェミニズム』(作品社)、共著に『高学歴女子の貧困 女子は学歴で「幸せ」になれるか?』(光文社新書)など。[著]いちむら みさこ(イチムラ ミサコ)
2003年から東京都内の公園のブルーテント村に住み、仲間と共に物々交換カフェ「エノアール」を、また、ホームレス女性のグループ「ノラ」を開く。国内外でジェントリフィケーションやフェミニズム、貧困などをめぐる活動をしている。著書に『Dearキクチさん、ブルーテント村とチョコレート』(キョートット出版)、責任編集書に『エトセトラ VOL.7 くぐりぬけて見つけた場所』(エトセトラブックス)がある。『小山さんノート』(エトセトラブックス)編者の「小山さんノートワークショップ」メンバー。[著]斎藤 真理子(サイトウ マリコ)
1960年新潟県生まれ。韓国文学の翻訳者。著書に『本の栞にぶら下がる』(岩波書店)『曇る眼鏡を拭きながら』(くぼたのぞみとの共著、集英社)『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス)、訳書にハン・ガン『別れを告げない』(白水社)チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)パク・ミンギュ『カステラ』(共訳、クレイン)ほか多数。[著]古田 徹也(フルタ テツヤ)
1979年熊本県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。主に西洋近現代の哲学・倫理学を研究。著書に『謝罪論』(柏書房)『このゲームにはゴールがない』(筑摩書房)『いつもの言葉を哲学する』(朝日新書)『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHK BOOKS)『不道徳的倫理学講義』(ちくま新書)ほか。『言葉の魂の哲学』(講談社選書メチエ)で第41回サントリー学芸賞受賞。もっと見る
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