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遠くから見たら島だった


ブルーノ・ムナーリ 著 / 関口 英子 訳

単行本 ¥2,640

刊行年月日:2023/12/13
ISBN:978-4-422-44041-5
定価:2,640円(税込)
判型:A4判変型 217mm × 217mm
造本:上製
頁数:48頁

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内容紹介

石は、発見に満ちた世界。

「遠く離れたところからだと 小さな惑星のように見える石。
大陸と海、それに島もある。
宇宙飛行士の目には、雲におおわれた地球が こんなふうに見えているのかもしれない。」
――本文より

美術家、デザイナー、教育者、絵本作家……。
多彩な顔をもつ表現者ブルーノ・ムナーリは、海岸でひろった石ひとつひとつにも、ゆたかな個性とファンタジーを見出していた。
石をじっくり観察し、模様がそろうよういくつも並べてみたり、絵を書き入れて物語をつくってみたり。
時には「山のミニチュア」に、高原や湖、そして山を登る人々の姿まで見えてくるかも?
モノクロの写真と素朴なことばでつづる、遊び心たっぷりの石のエッセイ。
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目次

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著者紹介

[著]ブルーノ・ムナーリ(ムナーリ,ブルーノ)
ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari, 1907-1998)
美術、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、教育、絵本制作など、幅広い分野で独創的な活動を行った表現者。1930年代にはイタリアの芸術運動「未来派」に参加し、《役に立たない機械》シリーズなどを発表。広告や雑誌のグラフィックデザイナー、アートディレクターとしても活躍する。1940年代には息子の誕生をきっかけに絵本の制作を開始。また、仲間とともに具体芸術運動を主宰し、イタリア現代美術の先端を進んだ。1950年代以降は家具や照明器具など多くの工業製品のデザインを手がけたほか、デザイン教育にも力を入れ、アメリカのハーバード大学やイタリアのブレラ美術学院などで教鞭をとった。子ども向けの造形ワークショップや玩具の開発にも力を注いだ。『たんじょうびのおくりもの』『木をかこう』『ファンタジア』『ムナーリの機械』『かたちの不思議』シリーズなど邦訳書多数。

[訳]関口 英子(セキグチ エイコ)
関口英子(せきぐち・えいこ)
1966年、埼玉県生まれ。イタリア文学翻訳家。大阪外国語大学イタリア語学科卒。訳書に、ジャンニ・ロダーリ『羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳』『チポリーノの冒険』、イタロ・カルヴィーノ『マルコヴァルドさんの四季』、ディーノ・ブッツァーティ『神を見た犬』、プリーモ・レーヴィ『天使の蝶』、パオロ・コニェッティ『帰れない山』など、児童書から文芸書まで多数。『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』で第一回須賀敦子翻訳賞受賞。

※著者紹介は書籍刊行時のものです。
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メディア情報

2024/03/30 南日本新聞書評掲載
2024/02/04 しんぶん赤旗で紹介
2024/01/31 季刊『子どもと本』第176号で紹介
2024/01/15 『月刊石材』2024年1月号で紹介
2024/01/06 朝日新聞「読書欄」で紹介

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