TOP > すべての商品 > 自然科学・医学・健康 > 自然科学 > 世界で一番美しいエンジン図鑑
- クリック立ち読み
-
世界で一番美しいエンジン図鑑
セオドア・グレイ 著 / ニック・マン 写真 / 森本 雅之 監修 / 武井 摩利 訳
単行本 ¥4,180刊行年月日:2023/09/13
ISBN:978-4-422-50003-4
定価:4,180円(税込)
判型:A4判変型 261mm × 263mm
造本:上製
頁数:240頁
内容紹介
世界を「動かして」いるのはエンジンだ!
「しくみ」を偏愛する人、セオドア・グレイの今回のテーマは、エネルギーを動力に変換する「エンジン」。著者みずから透明なスケルトン・モデルを考案し、蒸気機関車や自動車やモーターがなぜ動くのかを解説します。前作『世界で一番美しい「もの」のしくみ図鑑』で、産業革命以前に発明された手工業的な根本技術(鍵、時計、はかり、布づくりなど)に情熱を傾けた著者は、今度は蒸気機関、内燃機関、モーターという、産業革命以降の大発明を取り上げて機械への愛を爆発させます。ベストセラー『世界で一番美しい元素図鑑』の著者の最新作です。もっと見る
目次
イントロダクション:エンジン――その仕組みと愛される理由
第1章:蒸気機関
蒸気機関は最初のエンジンであり、いかにも機械らしい音やにおいを振りまく大きな装置が好きな人にとっては、今も最高のエンジンです。過去の遺物に思えるかもしれませんが、蒸気機関やその親戚は、現代世界でも非常に重要な存在です。
第2章:内燃機関
内燃機関は、他のどのエンジンよりも、私たちの世界を変えました。地球表面のうち50万平方キロメートルが、内燃機関のために舗装されています。
第3章:電気モーター
用途の多彩さで電気モーターに勝るものはありません。バスくらいの超大型から細菌並みのサイズまでさまざまなモーターがあります。一般家庭でも何十個ものモーターが仕事をしています。
第4章:エンジン――知恵と工夫
しばしば私たちはモーターに、単にシャフトを回す以上のことを望みます。私たちの希望を叶えるのに必要とされる複雑な動きを形にするために、実にさまざまなメカニズムが使われています。もっと見る
著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[著]セオドア・グレイ(グレイ,セオドア)
カリフォルニア大学バークレー校の大学院を中退後、スティーヴン・ウルフラムとともにウルフラム・リサーチを創業。「ポピュラー・サイエンス」誌のコラムなどでサイエンスライターとしても活躍する。元素蒐集に熱中し、周期表テーブルで2002年にイグノーベル賞を受賞。2010年にウルフラムを退職し、アプリの制作会社を立ち上げ、共同創業者兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーとして活動している。主な著書に『世界で一番美しい元素図鑑』『世界で一番美しい分子図鑑』『世界で一番美しい化学反応図鑑』『世界で一番美しい「もの」のしくみ図鑑』(以上創元社)などがある。[写真]ニック・マン(マン,ニック)
写真家。黒をバックにした美しい写真の撮影を得意とする。『世界で一番美しい元素図鑑』シリーズの写真で知られる。大手自動車メーカーで品質管理部門に勤務した経歴をもつ。[監修]森本 雅之(モリモト マサユキ)
元東海大学教授。工学博士、電気学会フェロー。三菱重工業にて産業機械や電動車両などの研究開発に従事したほか、電気学会にて論文誌編集長・副部門長、自動車技術会の英文論文誌アソシエイトエディター、技術士試験委員、電気主任技術者試験委員などを歴任。国土交通省、防衛省、NEDOなどの研究審査評価委員も務める。
主な著書に『モーター、マジわからんと思ったときに読む本』(オーム社)、『マンガでわかるモーター』(オーム社)、『交流のしくみ』(講談社ブルーバックス)、『電気自動車』(森北出版)、『入門インバータ工学』(森北出版)などがある。[訳]武井 摩利(タケイ マリ)
翻訳家。東京大学教養学部教養学科卒業。主な訳書にN・スマート編『ビジュアル版世界宗教地図』(東洋書林)、B・レイヴァリ『船の歴史文化図鑑』(共訳、悠書館)、R・カプシチンスキ『黒檀』(共訳、河出書房新社)、T・グレイ『世界で一番美しい元素図鑑』シリーズ、J・ラーセン『微隕石探索図鑑』(以上創元社)などがある。もっと見る
動画
ダウンロード
-
『世界で一番美しいエンジン図鑑』チラシダウンロードはこちら
>>>PDF:2.26MB