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宮沢賢治と学ぶ宇宙と地球の科学①
宇宙と天体
柴山 元彦 編 / 西村 昌能 著
内容紹介
文学を切り口に宇宙や大地のしくみを学ぼう
地学教師でもあった宮沢賢治が作品内に描いた地学的な知識や表現を手掛かりに、中学・高校で習う地学の基礎を学びなおせる新感覚の参考書シリーズに、テーマ別詳細版が全5巻で登場!
シリーズの原点となる『宮沢賢治の地学教室』は、賢治の童話や詩を引用しながら、たくさんのカラー図版とともにダイナミックな宇宙・地球科学の世界を解説し、実習編の『宮沢賢治の地学実習』とともに好評を博しています。
本書では、地学で扱う5分野(宇宙、地球内部、鉱物、地史、気象)を各巻1テーマずつ独立させ、『教室』に収録しきれなかった作品や大幅に加筆し、中学理科や高校の「地学基礎」で学習する内容をほぼ網羅しています。
第1巻「宇宙と天体」では、地球や太陽系の誕生や、恒星の一生、宇宙の広がりと天文学の進化の歩みを、「双子の星」「イーハトーボ農学校の春」「土神ときつね」「銀河鉄道の夜」などを参照しながら学んでいきます。
〈本書の特徴〉
●賢治と地学をともに深める●
数項目ごとに、関連する宮沢賢治作品や賢治にまつわるエピソードを引用・紹介。作品の中に隠れている地学のテーマを再発見し、学習へのモチベーションを引き出します。
●文学と科学をつなぐ会話●
宮沢賢治の大ファンである「ケンジ先生」と、ケンジ先生に地学を教わる森の学校の動物たちとの会話が、引用作品や解説内容をフォローし、理解をたすけます。
●図・写真たっぷりの詳しい解説●
イラストや写真、図表などをたっぷりと使い、複雑に思われがちな地学の世界をわかりやすく手ほどきします。
●防災教育にも役立つ●
各巻の最終章では、各分野に関連する自然災害を特集。近年多発する大規模災害のしくみを学び、防災・減災に役立つ知識を身につけることができます。もっと見る
目次
《おもな目次》
はじめに
第1章 太陽系の天体
第2章 太陽
第3章 恒星
第4章 銀河系
第5章 宇宙
第6章 天体の観測
第7章 宇宙関連災害
引用作品の解説
宮沢賢治と地学の関わり
参考文献・ウェブサイト
おわりに
索引もっと見る
著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[編]柴山 元彦(シバヤマ モトヒコ)
柴山元彦(しばやま・もとひこ)
自然環境研究オフィス代表、理学博士。NPO法人「地盤・地下水環境NET」理事。
1945年大阪市生まれ。大阪市立大学大学院博士課程修了。38年間高校で地学を教え、大阪教育大学附属高等学校副校長も務める。定年後、地学の普及のため「自然環境研究オフィス(NPO)」を開設。近年は、NHK文化センター、毎日文化センター、産経学園などで地学講座を開講。
著書に『ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑』1・2、『宮沢賢治の地学教室』『宮沢賢治の地学実習』『宮沢賢治の地学読本』(いずれも創元社)などがある。[著]西村 昌能(ニシムラ マサヨシ)
西村昌能(にしむら・まさよし)
NPO法人花山星空ネットワーク理事長、博士(理学)。京都教育大学、京都産業大学、大阪産業大学、同志社大学非常勤講師。1956年京都府生まれ、大阪教育大学教育専攻科理学(地学)専攻修了。京都府立高等学校で地学を中心に理科の指導を行う一方、天体物理学の研究活動を行う。
著書に『天文アマチュアのための天体観測の教科書 太陽観測編』(誠文堂新光社)、『星をみつめて 京大花山天文台から』(共著、京都新聞出版センター)などがある。もっと見る
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