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シリーズ「あいだで考える」

隣の国の人々と出会う

韓国語と日本語のあいだ


斎藤 真理子 著

単行本 ¥1,540

刊行年月日:2024/08/23
ISBN:978-4-422-93118-0
定価:1,540円(税込)
判型:四六判変型 168mm × 130mm
造本:並製
頁数:160頁

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内容紹介

正解のない問いを考え、多様な他者と生きる

シリーズ「あいだで考える」

不確かな時代を共に生きていくために必要な
「自ら考える力」
「他者と対話する力」
「遠い世界を想像する力」
を養う多様な視点を提供する、
10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。



いま、韓国の文学、音楽、ドラマや映画に惹かれ、その社会や言語に関心を持つ人はますます増えている。本書では、著者が韓国語(朝鮮語)を学び始めた背景、この言語の魅力、痛みの連続である現代史と文学の役割、在日コリアンと言語のかかわりなどを、文学翻訳の豊かな経験から親しみやすく語る。文字、音、声、翻訳、沈黙など、多様な観点から言葉の表れを捉え、朝鮮半島と日本の人々のあいだを考える1冊。(装画:小林紗織)
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目次

※制作中のため、変更の可能性があります。

序に代えて――1杯の水正果を飲みながら

1章 말(マル) 言葉
 韓国語=朝鮮語との出会い
 隣の国の人々の「マル」
 マルに賭ける作家たち

2章 글(クル) 文、文字
 ハングルが生まれる
 文字の中に思想がある
 マルとクルの奥にひそんでいるもの

3章 소리(ソリ) 声
 豊かなソリを持つ言語
 朝鮮語のソリの深さ
 思いとソリ

4章 시 (シ) 詩
 韓国は詩の国
 植民地支配の下で書いた詩人
 現代史の激痛と文学
 惑星のあいだを詩が行き来する

5章 사이(サイ) あいだ
 翻訳の仕事をしている場所
 サイにはソリがあふれている

おわりに
韓国語と日本語のあいだをもっと考えるための 作品案内

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著者紹介

[著]斎藤 真理子(サイトウ マリコ)
斎藤真理子(さいとう・まりこ)
1960年新潟県生まれ。韓国文学の翻訳者。著書に『本の栞にぶら下がる』(岩波書店)『曇る眼鏡を拭きながら』(くぼたのぞみとの共著、集英社)『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス)、訳書にハン・ガン『別れを告げない』(白水社)チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)パク・ミンギュ『カステラ』(共訳、クレイン)ほか多数。

※著者紹介は書籍刊行時のものです。
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ダウンロード

  • シリーズ「あいだで考える」パンフレットダウンロードはこちら
    >>>PDF:10.0MB
  • シリーズ「あいだで考える」チラシダウンロードはこちら
    >>>PDF:2.77MB

メディア情報

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2024/12/10 『文藝春秋』1月号で梯久美子氏が紹介
2024/11/18 読売新聞夕刊で紹介
2024/10/25 『クロワッサン』11月10日号で紹介
2024/10/12 京都新聞書評掲載
2024/09/07 朝日新聞『be』フロントランナー 著者インタビュー記事掲載
2024/09/27 『週刊金曜日』書評掲載

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