内容紹介
言論に立脚した輿論政治の可能性と隘路
〈近代日本メディア議員列伝〉
明治から戦後にかけて〈政治のメディア化〉を体現したメディア議員を取り上げ、一人一冊で深掘りする、佐藤卓己氏単独編集による完全書下ろしの新シリーズ。国会議員がこぞってSNSで発信し続ける現代政治への向き合い方に自省を迫る、これまで無かった人物列伝。
目次
第一章 慷慨青年の自己形成
1 甚太郎から正剛へ
2 日露戦後の早稲田大学
第二章 街頭に飛び出す政論記者
1 東京朝日新聞入社と政論の展開
2 植民地下の民族
3 世界をみて
第三章 目覚める革新派メディア政治家
1 『東方時論』を拠点にして
2 メディア政治家の時代へ
3 民族主義と社会主義の間で
第四章 二大政党時代のイデオローグ
1 大政党のなかの中野正剛
2 立憲民政党の成立
3 先鋭化する田中批判
第五章 ポスト政党内閣期における民意
1 危機のなかの模索
2 目的は民主、手段は独裁
3 国民運動への邁進
第六章 総力戦体制のなかの自由
1 東亜新秩序とヴェルサイユ体制の打破
2 東條英機と中野正剛
終章 中野正剛と公論の時代
あとがき
主要参考文献
中野正剛 著作年譜
著者紹介
[著]白戸 健一郎(シラト ケンイチロウ)
筑波大学人文社会系准教授。1981年北海道生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了(教育学博士)。メディア史、歴史社会学専攻。単著に『満洲電信電話株式会社』(創元社)、共著多数。「満洲電信電話株式会社の多言語放送政策」『マス・コミュニケーション研究』(82号、2013年)で日本マス・コミュニケーション学会優秀論文賞受賞。
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