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さよなら、子ども虐待
細川 貂々 著 / 今 一生 著
内容紹介
未来は、子どもが選んでいい。
「未来は、子どもが選んでいい。」
あなたも周りも気づかないところで、
誰もが子どもを
「虐待」するきっかけが増えている。
結果、
児童相談所に届いた虐待相談は
年間20万件を突破し、
1年間で350人以上の子どもが死んでいる。
国の虐待防止策は
30年以上も失敗続きなのだ。
その原因と解決策を、
虐待を長年取材し続けてきたライターと、
一児の親でもある漫画家が、
とことん真っ当に考える。
「あなたは子どもに何をしてきたか?
そしてこれから何ができるか?」もっと見る
目次
はじめに
◆第1章:「子ども虐待」って何ですか?
虐待の先生登場
どこから虐待なのかわからない
虐待する親のケース
虐待する親のパターンと対処法
虐待の定義
児童虐待防止法に書かれていない虐待
【ルポ:子ども虐待(記者・今一生)】
Vol.01 虐待は、親の思い込みから始まる
Vol.02 虐待のライン
Vol.03 虐待の現実
Vol.04 児童虐待防止法
◆第2章:なぜ子ども虐待はなくならないの?
虐待を見たら(聞いたら)どうすればいいの?
虐待を知る
児童相談所に保護された子はその後どうなる?
私たちが保護してもいいの?
1人の子どもが抱えるトラブル
虐待の文化的背景
虐待のラスボス
それは「親権制度」です
5つのラスボス
ラスボス親権制度どう学ぶ?
「みんなで子育て」をもう一度
【ルポ:子ども虐待(記者・今一生)】
Vol.05 児童相談所
Vol.06 子どもの経済的自立の大切さ
Vol.07 親権制度
◆第3章:さよなら、子ども虐待
子どもの人権を考えよう
子どもが自分の権利を学べるように
子どもの権利条約にはこのように書いてあります
今さんはなぜ虐待という問題に取り組もうと思ったんですか?
今さんが虐待サバイバーから聞いた改善策
子どもの経済的自立
大人が「子ども向け無料企業塾」を作る
大人が聞かない空気を作ってる
思いきって親をやめる
チャイルディズム
子どもは一個の命。何にでもなれる存在
私たちができること
それからもしできたら
これから
【ルポ:子ども虐待(記者・今一生)】
Vol.08 虐待サバイバーって知ってますか?
Vol.09 制度改革と虐待防止策
あとがきもっと見る
著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[著]細川 貂々(ホソカワ テンテン)
細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がテレビドラマ化、映画化される。水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ(創元社)もベストセラーに。近刊に、自身の発達障害を描いた『凸凹あるかな? わたし、発達障害と生きてきました』(平凡社)、児童書に『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)、『こころってなんだろう』(講談社)、イラストを手掛けた本に伊藤絵美『セルフケアの道具箱』(晶文社)などがある。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。[著]今 一生(コン イッショウ)
今一生(こん・いっしょう)
1965年、群馬県生まれ。千葉県立木更津高校卒。早稲田大学第一文学部除籍。コピーライターを経て、25歳の時(1990年)からライター・編集者。子ども虐待を主なテーマに取材・執筆・講演を続ける。著書に『子ども虐待は、なくせる』(日本評論社)、『猫とビートルズ』(共著/金曜日)など多数。編著の『日本一醜い親への手紙』シリーズは、累計30万部を突破。2018-2022年、虐待サバイバーと一緒に『子ども虐待防止策イベント』を全国各地で開催し、YouTubeで公開。大学・高校などからの依頼で社会起業やソーシャルデザインを授業で解説したり、自治体からの依頼で起業事例を市民向けに講義するなど、生きづらい人向けに経済的自立の方法を広める活動も。2023年は、『Childism: Confronting Prejudice Against Children』(エリザベス・ヤング・ブリューエル著)を翻訳中で、視聴者登録26万人超えのYouTubeチャンネル『一月万冊』に出演中。講演・執筆などお仕事の依頼はメールで(conisshow@gmail.com)。もっと見る
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メディア情報
2023/12/25 週刊教育資料「自著を語る」コーナーにて紹介