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親が子どもになるころに
てんてん、介護問題に直面す。
細川 貂々 著
内容紹介
介護は〈第2の親子関係〉の始まり。
親が子どもになるころに
――てんてん、介護問題に直面す。
*
介護は〈第2の親子関係〉の始まり。
そのときが、とうとうやってきた。
「親は今までのような頼れる存在ではなくなり、
私たちが保護する対象になってしまいました。」
「歳を取るということは、
それは若返ることだなあと思ったんです。
ウチの父は中学1年生くらい。」
*
うつ病を患った夫の闘病を描いたコミックエッセイ
『ツレがうつになりまして。』や
対人関係療法の水島広子医師との共著
「それでいい。」シリーズなどがベストセラーになった
漫画家・細川貂々が、
今度は親の介護問題に直面することに。
遠方でのひとり暮らし、幻聴、妄想、認知症、
年金、資産、制度、施設、入院、緊急事態宣言……
そこから見えてきた、
親と自分のこれからの姿――。
解説:青山ゆみこ
「介護という関わり」
(『人生最後のご馳走』『ほんのちょっと当事者』著者)もっと見る
目次
はじめに
◆第1話:父のこと
ひとり暮らしの父
そろそろ今後のことを考えてください
異変
だけど
でも
アレ?
いろいろ重なる
それは突然やってきました
◆第2話:訪れた介護問題
考えるヒマもなく
そうこうしているうちに父の症状は急速に悪化
フクザツな気持ち
父の居場所探し
船出
◆第3話:思い返すと父は
どんな人?
いろんなことを思い出す
次の日も電話が来た
そうこうしているうちに父の通院付き添いの日が来た
父が入った施設はこういう所
◆第4話:今度はツレの両親が
ツレの両親
でも新型コロナが流行り出して生活が変わった
ツレの親子関係
ツレの両親の施設探し
ツレの父の施設入居
ツレの母の気持ち
ウチの父、二度目の引越し
ツレの両親、二度目の引越し
◆第5話:親子の関係って?
老後は死んだ後のことじゃない
親との関わりの変化
これから
先のことはわからない
解説:青山ゆみこ「介護という関わり」
あとがき:細川貂々もっと見る
著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[著]細川 貂々(ホソカワ テンテン)
細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。うつ病を患った夫の闘病を描いたコミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』が大反響を呼び、2009年にはテレビドラマ化、2011年には映画化される。対人関係療法の第一人者である水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズもベストセラーに。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。近著に『維摩さまに聞いてみた――生きづらい人のためのブッダのおしえ』(釈徹宗監修)など。もっと見る
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メディア情報
2022/08/28 しんぶん赤旗