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石が書く


ロジェ・カイヨワ 著 / 菅谷 暁 訳

単行本 ¥5,500

刊行年月日:2022/08/24
ISBN:978-4-422-44036-1
定価:5,500円(税込)
判型:B5判変型 237mm × 190mm
造本:上製
頁数:136頁

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内容紹介

長らく入手が困難であった名著を新訳で刊行

風景石、瑪瑙、セプタリア(亀甲石)など、特異な模様をもつ石。それらは人の想像力にどう働きかけてきたのか。石の断面の模様と、抽象芸術作品が交わる地点はあるのか。聖なるもの、遊び、神話、詩学、夢といったテーマを縦横に論じてきたカイヨワが、自らの石コレクションをもとに、「石の美は、普遍的な美の存在を示している」と論じた、他に例を見ない論考。1975年に新潮社から翻訳が刊行されながら、長らく日本語では入手困難であった美しい名著を、新たな翻訳で刊行。
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目次

石のなかの画像
あばら屋石
夢の石
セプタリア
ジャスパーと瑪瑙
石の書法―世界の構造
トスカーナの石灰岩
生命の参入―別の書法

注記
図版一覧
原注
訳注
本書掲載図版についての補足(山田英春)
訳者あとがき

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著者紹介

[著]ロジェ・カイヨワ(カイヨワ,ロジェ)
フランスの文学者・批評家。1913年ランスに生まれる。シュルレアリスト・グループとの短い交流ののち、1937年にバタイユらとともに「社会学研究会」を設立。1952年にはユネスコが発行する国際的な学術誌『ディオゲネス』を創刊して編集長となる。『神話と人間』(1938)からはじまる著作のテーマは、神話・聖性・遊び・戦争・幻想芸術・夢など多岐にわたり、「知の巨人」と称される。遠く離れた領域の知を結びつける方法論「対角線の科学」を提唱した。邦訳書に『人間と聖なるもの』『夢の現象学』『遊びと人間』『メドゥーサと仲間たち』『戦争論』『幻想のさなかに』『イメージと人間』『反対称』『蛸』『アルペイオスの流れ』などがある。1978年没。

[訳]菅谷 暁(スガヤ サトル)
1947年生まれ。東京大学文学部仏文学科卒業。東京都立大学大学院仏文学科博士課程退学。科学史・文学専攻。訳書にセリーヌ『ゼンメルヴァイスの生涯と業績』(倒語社、1981)、コイレ『ガリレオ研究』(法政大学出版局、1988)、ビュフォン『自然の諸時期』(法政大学出版局、1994)、ゴオー『地質学の歴史』(みすず書房、1997)、ラドウィック『太古の光景』(新評論、2009)、『化石の意味』(共訳、みすず書房、2013)『デヴォン紀大論争』(みすず書房、2021)などがある。

※著者紹介は書籍刊行時のものです。
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日本語版カバー写真に関するお詫びと説明

日本語版『石が書く』刊行後の2023年4月末に、日本語版カバー写真を著作権者に無断で使用していたことが権利者の指摘で判明いたしました。カバー写真は原書と同じ構図のものですが、近年新たに撮影したものであり、使用に際し権利者の許可を得ることを意図せず怠ったものです。著作権者であるフランス国立自然史博物館と同館教授 François Farges 氏にはこの場を借りてお詫び申し上げますとともに、次回の重版である第4刷からカバーに © MNHN/ F. Farges. を明記することを約束いたします。

メディア情報

2022/11/19 朝日新聞書評掲載
2022/11/12 図書新聞書評掲載
2022/10/25 芸術新潮2022年11月号書評掲載
2022/10/16 読売新聞書評掲載

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