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アルケミスト双書 タロットの美術史〈8〉
節制・悪魔
鏡 リュウジ 著
単行本 ¥1,650刊行年月日:2024/05/21
ISBN:978-4-422-70168-4
定価:1,650円(税込)
判型:B6判変型 175mm × 148mm
造本:上製
頁数:64頁
内容紹介
タロットの美術史〈全12巻〉 第8巻
15世紀のイタリアで誕生し、
現代の人々を魅了し続けるタロット。
多彩なイメージとともに、
その源流をたどる唯一無二のシリーズ。
〈第8巻:特別寄稿〉佐藤元泰
■著者・鏡リュウジより
タロット――この言葉にはどこか妖しく人を惹きつける響きがある。
現在の実証的な研究により、15世紀半ばのイタリアで
貴族の遊戯用カードとして生まれたことがはっきりした今もなお、
タロットが放つ魅力は翳りを見せない。
本シリーズは大アルカナと呼ばれる切札の源流をたどり、
その元型的な広がりを感じられる絵画作品にリンクを見出し、
読者をイメージの旅へと案内しようとするものである。
タロットが一葉一葉に引き離された頁でありながら、
1パックで1冊の本であるのと同じように、
本シリーズは、1冊1冊が1枚の札であるのだ。
■特徴
・大アルカナを2枚1冊で解説
・1巻あたり約40枚の貴重なタロットを収録
・古代から現代までの多彩な図像を紹介
・コンパクトで瀟洒な造本
・ゲームや漫画他、創作のための資料としても
・〈特集1〉夢然堂「マルセイユ版タロットの世界」
・〈特集2〉千田歌秋「近現代絵画に見るタロット」
■シリーズ
*第1期(2024年1月刊行)
〈1〉愚者・奇術師〈2〉女教皇・女帝〈3〉皇帝・教皇
*第2期(2024年3月刊行)
〈4〉恋人・戦車〈5〉正義・隠者〈6〉運命の輪・力
*第3期(2024年5月刊行予定)
〈7〉吊られた男・死神〈8〉節制・悪魔〈9〉塔・星
*第4期(2024年7月刊行予定)
〈10〉月・太陽〈11〉審判・世界〈12〉小アルカナもっと見る
目次
●第8巻 節制・悪魔
はじめに
◆節制
移し替えられる水は心の中の静かなる変容の表れ
名画にみる〈節制〉
マルセイユ版タロットの世界
現代のタロット
近現代絵画に見る節制
節制からのメッセージ
◆悪魔
人間、そして社会に潜む多様な悪の側面を映し出す
名画にみる〈悪魔〉
マルセイユ版タロットの世界
現代のタロット
近現代絵画に見る悪魔
悪魔からのメッセージ
〈第8巻:特別寄稿〉佐藤元泰
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著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[著]鏡 リュウジ(カガミ リュウジ)
鏡リュウジ(かがみ・りゅうじ)
占星術研究家、翻訳家。1968年、京都府生まれ。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了(比較文化)。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事、東京アストロロジー・スクール主幹。平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授。著書に『鏡リュウジの実践タロット・リーディング』(朝日新聞出版)、『タロットの秘密』(講談社)、『占いはなぜ当たるのですか』(説話社)、『はじめてのタロット』(ホーム社)、『鏡リュウジの占星術の教科書I、II、III』(原書房)、訳書に『ユングと占星術』(青土社)、『神託のタロット ギリシアの神々が深層心理を映し出す』『ミンキアーテ・タロット』(以上、原書房)、『タロット バイブル 78枚の真の意味』(朝日新聞出版)など多数。『ユリイカ タロットの世界』責任編集も務める。もっと見る
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