MENU

images images

発売カレンダー
ランキング
セミナー・イベント
特集一覧
image image

TOPすべての商品文学・エッセイ > 僕は死なない子育てをする

book クリック立ち読み

僕は死なない子育てをする

発達障害と家族の物語


遠藤 光太 著

単行本 ¥1,870

刊行年月日:2022/07/13
ISBN:978-4-422-93095-4
定価:1,870円(税込)
判型:四六判 188mm × 128mm
造本:並製
頁数:256頁

↓ネット書店でのご購入はこちら

お気に入りに追加 商品へのお問い合わせ

シェアする  sns  sns  sns  sns


内容紹介

発達障害当事者・育児ドキュメンタリー

*********

【推薦します】

◆本田秀夫 氏
(精神科医・信州大学医学部教授)

納得できる生き方は、
自分を知るところから始まる。
発達障害があるとわかったことが
大きな転機となり、
前向きに人生を歩んでいくことができた
著者の実体験は、
生きづらさに悩む多くの人たちに
希望を示すだろう。


◆山崎ナオコーラ 氏
(作家)

「あ、これは私のことだ!」と思いました。
特性のある人、
特性のある人と関わっている人、
育児中の人、育児はしない人、色々な人が
「あ、私のことが書いてある!
書いてくれてありがとう!」
と思うんじゃないかな。

*********


「仕事終わりに妻と待ち合わせをし、
並んで帰路を歩きながら、
僕は缶ビールを開けた。
蒸し暑い夜に、
妻は静かに涙を流し始めた。
妊婦はビールを飲めない。」

23歳で結婚し、父になり、
鬱になって離婚しかけたり
自殺しかけたりしてから発覚した
〈発達障害〉。

一言で表せば「苦闘」の20代。
けれど「未来は大丈夫だ」と信じようとした。

「なんとか生き延びてこられたんだから--」


NHK「ハートネットTV」への出演や
「ハフポスト」「withnews」などで活躍する、
平成元年生まれの人気ライターによる、
発達障害当事者・育児ドキュメンタリー。

「死にたいぐらい
辛くなってしまう領域が存在することを、
僕は知っている。」


【本書に登場する資料】

バカの壁(養老孟司)
イクメンじゃない「父親の子育て」(巽真理子)
心が雨漏りする日には(中島らも)
自閉症スペクトラム(本田秀夫)
空白を満たしなさい(平野啓一郎)
旦那さんはアスペルガー(野波ツナ)
言葉を失ったあとで(上間陽子)
生活者の平成30年史(博報堂)
「待つ」ということ(鷲田清一)
弱いロボット(岡田美智男)
結婚不要社会(山田昌弘)
マネジメント(P・F・ドラッカー)
家族と国家は共謀する(信田さよ子)
ディスタンクシオン(P・ブルデュー)
手の倫理(伊藤亜紗)
職業としての小説家(村上春樹)
火花(又吉直樹)
もっと見る

目次

プロローグ

第1話:小さな産院の薄暗い待合室で食べたメロンパン
第2話:「自然」としての娘を迎える
第3話:楽しい仕事と鬱
第4話:「もっと休んでほしかった」と妻は言った
第5話:「死にたい」と言えずに
第6話:「普通」でいなければ、崖から急に落とされる
第7話:発達障害を知ってゾッとする
第8話:障害者雇用という働き方
第9話:家族と発達障害
第10話:強かった妻の心が折れた
第11話:当事者との出会い、父のこと
第12話:平成元年生まれの苦闘
第13話:家族をリノベーション
第14話:コロナ禍と小学一年生の子育て
第15話:母の自立とトランスフォームする家族
第16話:死なない子育て
第17話:「平らな場所」にやってきた存在
第18話:発達障害とパパになる

おわりに

もっと見る

著者紹介

[著]遠藤 光太(エンドウ コウタ)
遠藤光太(えんどう・こうた)
1989年(平成元年)生まれ。発達障害の当事者。妻、子2人との4人暮らし。小学校時代には不登校を経験し、大学時代にはうつ症状を呈する。卒業後の社会人2年目に長期休職を経験。その後、退職、アルバイト、無職、障害者雇用での勤務を経て、2018年からライター業。ハフポスト日本版、withnewsなどのウェブメディアで取材記事執筆、エッセイ連載などを行う。

※著者紹介は書籍刊行時のものです。
もっと見る

動画


メディア情報

2022/09/17 毎日新聞

お客様の声

  • 僕は死なない子育てをする

    投稿者 匿名 / 投稿日 2024/08/14

    たったいま電子書籍で読み終えたところで、朝ドラ1クール見終わったくらいの充実感があります。ドキドキしたり涙したり笑ったりほっこりしたりしました。そして著者とその家族と障害者雇用時代の元上司を大好きになりました。色んな人に勧めたい本です。
    本書の中で引用されていた本もいくつか読んでみたいと思いました。
    最初の精神科医は何してくれてんだとか、小学校から個を尊重する教育ができればとか、鬱の人をこんなに孤立させていいのかとか、一年生の壁なんとかしてほしいとか、保育士や小中学校の先生の労働環境を変えないととか、いくつかの社会課題も再認識しました。
    色んな意味で素晴らしい本だと思います。生きててくれて、この本を書いてくれてありがとうございます、と言いたいです。

レビューを書く


関連書籍

ページ:1 / 1


イチ推し!


創元社オンラインショップの特長

  • images

    送料無料

    会員様は一点から送料無料(クレジット決済時)。

  • images

    誕生日クーポン

    会員様の誕生月にバースディクーポンをプレゼント!(入会翌月以降の誕生月にクーポンを発行いたします。)

  • images

    特別販売

    会員様限定!訳アリ本先行販売など、特別販売へご招待!

  • images

    当日出荷

    正午までのご注文で当日出荷(土日祝日除く)。

images