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創元ビジュアル教養+α
タコ・イカが見ている世界
単行本
¥1,980
刊行年月日:2025/04/08
ISBN:978-4-422-43063-8
定価:1,980円(税込)
判型:A5判 210mm × 148mm
造本:並製
頁数:152頁
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内容紹介
ビジュアルでわかる頭足類の世界
イカ・タコなどの頭足類は、人類とはまったく異なる身体・脳の構造を持っている。しかし、他個体とのコミュニケーションや鏡像認知など、ヒトにも通じる高度な知性の持ち主であることが分かってきた。その進化史から特異な身体の構造、そして心の中や社会性まで、最先端の知見を二人の研究者が豊富な図版と共に紹介する。
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目次
Part1 殻を捨てた不思議な生き物たち
Part2 タコ・イカの心と知性
Part3 生命の設計図を書き換える
Part4 頭足類と人類
※目次は制作中のため変更する可能性があります。
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著者紹介
[著]吉田 真明(ヨシダ マサアキ)
吉田 真明(ヨシダ マサアキ)
大阪大学大学院理学研究科修了。博士(理学)。お茶の水女子大学アカデミックプロダクション日本学術振興会特別研究員PD、国立遺伝学研究所を経て、現在、島根大学生物資源科学部附属生物資源教育研究センター教授。専門は系統分類学、進化生物学。
[著]滋野 修一(シゲノ シュウイチ)
滋野 修一(シゲノ シュウイチ)
岡山大学自然科学研究科博士課程修了。博士(理学)。理化学研究所発生再生科学総合研究センター研究員、シカゴ大学神経性物学科助教、国立研究開発法人海洋研究開発機構研究員、ナポリ海洋研究所研究員、シカゴ大学アルゴンヌ国立研究所研究職員、大阪大学大学院医学系研究科助教を経て、現在、バイオメディカル企業勤務。専門は脳科学、進化生物学。共著に『遺伝子から解き明かす脳の不思議な世界―進化する生命の中枢の5億年』(一色出版、2018年)、監修に『深海のふしぎ 追跡! 深海生物と巨大ザメの巻』 (講談社の動く学習漫画MOVE COMICS、2016年)など。
※著者紹介は書籍刊行時のものです。
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動画
メディア情報
2025/05/17 毎日新聞書評掲載
2025/05/10 『子供の科学』6月号で紹介
2025/05/02 週刊読書人書評掲載
2025/04/28 『AERA』 2025年 5/5-5/12合併号で紹介
お客様の声
タコ・イカが見ている世界
投稿者 匿名 / 投稿日 2025/05/07
新聞の広告を見て知りました。タコ、イカは食べることも好きたが、図鑑などで見るのも好きなので迷わず読みたいと思いました。
全編において興味深い内容にへえ!?と驚くことばかりでしたがなかでも心と知性の項に感心しタコ、イカをおいしい食材からただ者じゃないと見直す存在になりました。
タコ・イカが見ている世界
投稿者 匿名 / 投稿日 2025/05/13
動画サイトでタコやイカの最新情報に関する動画を見ると、そこには大抵タコやイカと人間とが如何に疎遠かを実感したというような旨のコメントが多く見られる。しかし、本書を読むと、確かに頭足類が特殊な系譜を辿り、他の種には見られない独自の発達をしてきたことも分かるが、それ以上に、地球という同じ惑星で共に進化し繁栄してきた隣人であるという親近感が感じられた。
その形態から、頭足類(特に生体)にはネガティブな言葉がかけられがちなイメージがあるが、頭足類についてよく知らない、興味があまりない人たちにこそおすすめしたい一冊だと思う。
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