- クリック立ち読み
-
創元世界史ライブラリー
マリア・テレジアとハプスブルク帝国
複合君主政国家の光と影
岩﨑 周一 著
内容紹介
偉大なる「女帝」の生涯と帝国の諸相を詳説
列強が角逐する激動の18世紀ヨーロッパに生き、40年にわたってハプスブルク帝国に君臨したマリア・テレジア。
その治世は、多くの国・地域からなる「複合君主政国家」の現実と「絶対主義」的な支配理念とが絶えず衝突してせめぎ合う、波乱に満ちたものであった。
「正義と慈愛」を掲げ、試行錯誤を重ねながら統治した「女帝」の生涯を、政治・社会・文化の諸相、そして同じ時代を生きた人びとの姿と絡めて描く。
マリア・テレジアとその時代を知るうえで必読の一冊。もっと見る
目次
〈目次〉
はじめに
第1章 曙光
1 ハプスブルク家の人々
2 ハプスブルク君主国
3 斜陽の時期
第2章 戦乱
1 新君主
2 オーストリア継承戦争
第3章 「革命」
1 国制をめぐって
2 変革の諸相
第4章 再戦
1 七年戦争
2 転換期
第5章 家族の肖像
1 家門政策
2 子女
第6章 三頭体制
1 新世代と共に
2 農・商・工
第7章 「私たちの啓蒙された時代」
1 社交
2 「アウトサイダー」たち
第8章 落日と残照
1 晩年
2 バイエルン継承戦争
3 死
4 残照
おわりに
引用註
引用・参考文献
索引もっと見る
著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[著]岩﨑 周一(イワサキ シュウイチ)
京都産業大学外国語学部ヨーロッパ言語学科ドイツ語専攻准教授。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程総合社会科学研究専攻修了。博士(社会学)。著書・翻訳書:『ハプスブルク帝国』(講談社現代新書、2017); Stände und Staatsbildung in der frühneuzeitlichen Habsburgermonarchie in Österreich unter der Enns 1683-1748. St. Pölten, 2014.; H・バラージュ・エーヴァ(渡邊昭子、岩崎周一訳)『ハプスブルクとハンガリー』(成文社、2003); 大津留厚、水野博子、河野淳、岩﨑周一編『ハプスブルク史研究入門 歴史のラビリンスへの招待』(昭和堂、2013)もっと見る
関連書籍
ページ:1 / 2
-
近代ヨーロッパの形成
定価:2,200円
刊行日:2012/08/29
-
ハンザ「同盟」の歴史
定価:2,640円
刊行日:2013/02/21
-
鉄道の誕生
定価:2,420円
刊行日:2014/01/20
-
世界の軍装図鑑 18世紀-2010...
定価:4,950円
刊行日:2014/11/20
-
修道院の歴史
定価:2,640円
刊行日:2015/05/19
-
歴史の見方
定価:2,420円
刊行日:2016/05/23
-
ヴァイキングの歴史
定価:2,750円
刊行日:2017/02/21
-
ヴェネツィアの歴史
定価:2,750円
刊行日:2018/03/19
-
フィッシュ・アンド・チップスの歴史
定価:2,640円
刊行日:2020/09/15
-
錬金術の歴史
定価:2,750円
刊行日:2023/04/10
イチ推し!
-
12/7のTBS「王様のブランチ」BOOKランキングで取り上げられました!
現代民俗学入門
定価:1,980円
刊行日:2024/03/11
-
ハン・ガンさんノーベル文学賞受賞!!
隣の国の人々と出会う
定価:1,540円
刊行日:2024/08/23
-
ドラマで話題
緊急重版!!軍艦島の生活<1952/1970>
定価:3,850円
刊行日:2015/06/19
-
<12/4up!>note記事連載中
大河ドラマに推しが出たので。
※「note」に移動します
-
まもなく開催セミナー情報
【オンライン】刀装具入門セミナー
2024/12/20開催
全5回(単回参加歓迎!)※別サイトに移動します
関連特集
創元社オンラインショップの特長
-
送料無料
会員様は一点から送料無料(クレジット決済時)。
-
誕生日クーポン
会員様の誕生月にバースディクーポンをプレゼント!(入会翌月以降の誕生月にクーポンを発行いたします。)
-
特別販売
会員様限定!訳アリ本先行販売など、特別販売へご招待!
-
当日出荷
正午までのご注文で当日出荷(土日祝日除く)。
- 新着情報
-
お知らせ 2021/06/14 総合図書目録発行終了のお知らせ セミナー・イベント 2024/12/09 【3/2】オンラインセミナー「読み過ぎてもよくない? データでみる読書効果」 お知らせ 2024/12/05 『図説アステカ文明』復刊のお知らせ セミナー・イベント 2024/11/29 【2/22】オンラインセミナー「対人援助職は「HSP」ブームとどう向き合うか:意義とリスクを考える」
-