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TOPすべての商品心理学セルフヘルプ > 対人関係療法でなおす 社交不安障害

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対人関係療法でなおす 社交不安障害

自分の中の「社会恐怖」とどう向き合うか


水島 広子 著

単行本 ¥1,650

刊行年月日:2010/03/17
ISBN:978-4-422-11462-0
定価:1,650円(税込)
判型:A5判変型
造本:並製
頁数:192頁

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内容紹介

人づきあいがこわい……スーッと楽になる考え方があります

あがり症、対人恐怖、赤面症、極度の引っ込み思案……など、人付き合いの面で強い恐怖心や不安を抱き、それが当人の社会生活に支障を及ぼしている状態のことを「社交不安障害」と呼びます。本書では、まずこの障害の理解や治療法をやさしく解説し、そして対人関係療法の視点から、この障害とどう向き合い、人間的に成長していくかの指針を示します。
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目次

 はじめに

第I部 社交不安障害という病気を知る

第1章 社交不安障害とは
 「不安」という感情の存在意義
 不安障害という病気
社交不安障害(社会不安障害)とは
 「全般性」社交不安障害と「限局性(非全般性)」社交不安障害
 どんなふうに発症するか
 社交不安障害がどれほど生活に悪影響を与えるか
 治療をしないとどうなるか
 社交不安障害にともなう他の病気

第2章 社交不安障害の症状の特徴
 回避か、忍耐か
 不安反応
 環境によって位置づけが変わる病気
 社交不安障害と「内気」の境界線
 不安に対する本人の認識
 子どもの社交不安障害

第3章 社交不安障害と対人関係のかかわり
 社交不安障害の人の対人関係
 仲間との関係
 対人関係が社交不安障害に与える影響

第4章 社交不安障害に対する治療法
 薬物療法
 精神療法
   認知行動療法(CBT)
   対人関係療法(IPT)

第5章 自分には治療が効かないと思っている人へ
 過去の治療を振り返ってみる
   治療関係に安心できなかった
   治療者に気を遣いすぎて本当のことが話せなかった

第II部 社交不安障害に対する対人関係療法

第6章 社交不安障害を「病気」として認識する
 社交不安障害は「病気」
 病気として認識することの重要性
 対人関係療法が「病気」を強調する理由
 「病気」と「人格」の混同をやめる

第7章 治療で目指していくこと
 「不安を感じなくなること」が目標ではない
 対人関係療法と不安症状の関連を理解し、対人関係に取り組んでいく
 「治療による役割の変化」を引き受ける
 自分の気持ちを認識して肯定する
 症状に力を与えない

第8章 対人関係療法で焦点を当てていくこと
 対人関係の問題領域
 役割の変化
 社交不安障害によく見られる「役割の変化」の形
 古い役割の喪失を悲しみ受け入れる
 古い役割についてのネガティブな気持ちがあるかどうかを明らかにする
 変化そのものについての気持ちを受け入れる
 サポート源に注目する
 新しい役割に対する不安を扱う
 新しい役割について、ポジティブな面とネガティブな面をよく検討する
 新しい役割が「できる」という感覚を育てるために必要なスキルを身につける
 対人関係上の役割をめぐる不一致
 まず、ずれを明らかにする
 サポート源の重要性
 自分だけのせいではないということを認識する
 境界を設定する
 コミュニケーションと不安の関連に気づく
 身近にいる批判的な人たちとの「不一致」を改善する
 身近にいる過保護な人たちとの「不一致」を改善する

弟9章 「役割不安」を乗り越えるために
 自分を守るために採用してきた方法の本当の効果を探る
 怒りの感情を適切に表現していく
 対立やリスクに向き合うことを考えてみる
 対人関係のポジティブな体験に目を向けていく

第10章 社交不安に対処する上で役に立つ考え方
 まずはハードルの低いところから新たなパターンを試す
 どんな人にも不安があることを忘れない
 予期不安は人に話す
 相手の事情を考えてみるという視点
 治っていく過程での身体症状の扱い

弟11章 「治療を終える」という考え方を、病気への取り組みに生かす
 なぜ治療を「終える」必要があるのか
 治療が終わるときに出てくる気持ち
 進歩を振り返る

第12章 家族にできること
 社交不安障害は治療可能な病気であることを明確に認識する
 本人の感情を肯定する
 新たなパターンは本人のやり方で試してもらう
 親しい関係で攻撃的になる人の場合

 おわりに

 あとがき

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著者紹介

[著]水島 広子(ミズシマ ヒロコ)
慶應義塾大学医学部卒業・同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本改革などに取り組む。1997年に共訳「うつ病の対人関係療法」を出版して以来、日本における対人関係療法の第一人者として臨床に応用するとともに普及啓発に努めている。現在は対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)。
主な著書に「自分でできる対人関係療法」(創元社)、「怖れを手放す アティテューディナル・ヒーリング入門ワークショップ」(創元社)、「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」(紀伊國屋書店)など、訳書に「探すのをやめたとき愛は見つかる」「グループ対人関係療法」(いずれも星和書店)などがある。

※著者紹介は書籍刊行時のものです。
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