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1日でも、生きていることに感謝できる人生を!
私たちは、縁があって生まれ、やがて死んでいきます。生も死も数え切れない縁によって成り立っているのです。仏教では、あらゆる存在は縁によって起り、その縁はいろいろな条件の集合であると考えます。出家してから60数年、ブッダの教えにのっとって「いまをどう生きるか」を説いてきた著者が、「命の縁」と「人間関係の縁」、さらにはそれらがクロスする「こころの縁」を輝かせるにはどうすればよいかを説きます。
第一章 命の縁
命の縁に気づく/仏の目線を意識する/現実の生と死を見つめる/“いま”を全力で生きる/あの世とこの世 他
第二章 おかげさまの縁
まず自分が変わる/すべては縁の集まり/友人同士の縁/学ぶことと教えること/こころの善と悪 他
第三章 こころの縁を輝かす
掃除とマインドフルネス/こころの縁は成熟する/おかげさまで生きている/自己を見失う/悲しみを共有する 他
※著者紹介は書籍刊行時のものです。
[著]中野 東禅(ナカノ トウゼン)
1939年静岡県生まれ。駒澤大学大学院修士課程修了。曹洞宗教化研修所研修所員、同所講師、主事、曹洞宗総合研究センター教化研修部門講師等を務める一方、大正大学、武蔵野大学等の非常勤講師(死生学、生命倫理等)、「南無の会」副総務、可睡斎僧堂後堂、京都市・龍宝寺住職等を歴任。