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シリーズ「あいだで考える」
ホームレスでいること
見えるものと見えないもののあいだ
いちむら みさこ 著
単行本 ¥1,540刊行年月日:2024/08/23
ISBN:978-4-422-36018-8
定価:1,540円(税込)
判型:四六判変型 168mm × 130mm
造本:並製
頁数:160頁
内容紹介
正解のない問いを考え、多様な他者と生きる
不確かな時代を共に生きていくために必要な
「自ら考える力」
「他者と対話する力」
「遠い世界を想像する力」
を養う多様な視点を提供する、
10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。
*
著者は公園のテントに20年以上暮らし、ほかのホームレスたちと共に生きる場をつくりながら、ジェントリフィケーションやフェミニズム、貧困などをめぐる活動をしてきた。本書では、公園や路上での生活や、ほかのホームレス女性たちとの営み、街の再開発とそれに伴うホームレスの追い出し、ホームレスへの襲撃などを伝え、現代社会の風景の中の「見えているのに見えないことにされているもの」「隠されているもの」「消されたもの」について、読者に語りかける。(装画:いちむらみさこ)
目次
1章 公園のテント村に住みはじめる
どの地図にも載っていない村
物々交換カフェ「エノアール」と「絵を描く会」
女性のためのティーパーティー
2章 ホームレスでいること
公園や路上での暮らし
ホームレス女性の集まり「ノラ」
街の再開発とホームレスの追い出し
石を投げてきた中学生と話したこと
コラム 「公共の場所」とは
3章 わたしたちのゆれる身体
なぜ、公園や路上にとどまるのか
土地の所有、物の所有
ゆれる身体
コラム ホームレスと自由
4章 切り抜けるための想像力
「R246星とロケット」と「246キッチン」
壁をよじのぼる野宿者たち
見えるものと見えないもののあいだで
手紙 ――少し離れたそこにいるあなたへ
見えるものと見えないもののあいだをもっと考えるための 作品案内
著者紹介
[著]いちむら みさこ(イチムラ ミサコ)
いちむら・みさこ
2003年から東京都内の公園のブルーテント村に住み、仲間と共に物々交換カフェ「エノアール」を、また、ホームレス女性のグループ「ノラ」を開く。国内外でジェントリフィケーションやフェミニズム、貧困などをめぐる活動をしている。著書に『Dearキクチさん、ブルーテント村とチョコレート』(キョートット出版)、責任編集書に『エトセトラ VOL.7 くぐりぬけて見つけた場所』(エトセトラブックス)がある。『小山さんノート』(エトセトラブックス)編者の「小山さんノートワークショップ」メンバー。
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