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世界遺産を救え!
レオ・ホプキンソン 著 / 武井 摩利 訳
単行本 ¥2,200刊行年月日:2022/07/25
ISBN:978-4-422-24110-4
定価:2,200円(税込)
判型:A4判変型 283mm × 217mm
造本:上製
頁数:64頁
内容紹介
保護活動の全容を明らかにする!
今を生きる私たちは、過去からさまざまなものを受けついできました。過去からの遺産には、美しい風景、壮大な建造物、歴史的な都市や古代の遺跡などが含まれています。それらは、未来の世代に引き継ぐことができるよう、大切に保護しなければなりません。1960年代に、世界各地の遺産が自然や人間の活動によって危機にさらされている、という考えが高まりました。人々は、保護が必要な遺産がいくつもあることに気づきました。1972年にはユネスコ総会で、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)が採択され、多くの国でさまざまな組織が遺産の保護活動をおこなっています。それは、政府や自治体であったり、慈善団体であったり、民間企業であったりします。ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)は、そうした保護活動を支援しているのです。この本は、さまざまな自然遺産、文化遺産をとりあげ、世界各地で遺産を守るために人々がどのように力を合わせているかを紹介します。もっと見る
目次
第1章 私たちの世界遺産
世界遺産のはじまり
最初の12件の世界遺産
危機遺産リスト
第2章 力を合わせて世界遺産を守る
世界遺産のために働く人たち
地域の人たちを味方にし、協力してもらう
第3章 都市の拡大
世界遺産への脅威はどんどん増している
周辺へと拡大する都市
第4章 ビジネスか、景観か?
漁業と農畜産業
鉱石採掘と森林伐採
第5章 押しよせる観光客
ヨーロッパの歴史的都市の悩み
かけがえのない遺跡に迫る危機
おびやかされる自然
第6章 危機の時代:災害と気候変動
火災、洪水、地震
気候変動がもたらすピンチ
第7章 危機の時代:人間同士の争い
シリアの内戦
熱帯雨林での武力紛争
戦争の後の遺産再建
第8章 未来へ向かって
ここでは遺産が守られた!
文化としての旅
進化する世界遺産
専門的な言葉の説明
さくいん
世界遺産さくいんもっと見る
著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[著]レオ・ホプキンソン(ホプキンソン,レオ)
レオ・ホプキンソンはレイチェル・クック(Rachel Cooke)のペンネーム。児童向けノンフィクションの編集者。The English Associationの名誉フェロー。[訳]武井 摩利(タケイ マリ)
翻訳家。東京大学教養学部教養学科卒業。主な訳書として、B・レイヴァリ『船の歴史文化図鑑』(共訳、悠書館)、R・カプシチンスキ『黒檀』(共訳、河出書房新社)、M・D・コウ『マヤ文字解読』(創元社)、T・グレイ&N・マン『世界で一番美しい元素図鑑』『世界で一番美しい分子図鑑』『世界で一番美しい化学反応図鑑』『世界でいちばん美しい こども元素ずかん』(同)、P・ソハ&W・グライコフスキ『ミツバチのはなし』(徳間書店)などがある。もっと見る
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