TOP > すべての商品 > 社会・ノンフィクション > はたらく製本所
- クリック立ち読み
-
写真絵本 はたらく
はたらく製本所
吉田 亮人 写真 / 矢萩 多聞 著
単行本 ¥2,420刊行年月日:2024/11/08
ISBN:978-4-422-70193-6
定価:2,420円(税込)
判型:B5判変型 167mm × 260mm
造本:上製
頁数:28頁
内容紹介
「はたらく」って、なんだろう?
朝から晩まで、
ひとつの職業の人にはりついて、
その仕事や暮らしぶりを見つめてみた。
大人と子どもがともに読みながら
「はたらく」ことの意味を考える
あたらしい写真絵本シリーズ(総ルビ)。
■シリーズのことば
「将来、なにになりたい?」
大人は子どもになにげなく質問します。
答えはさまざま、時代のうつりかわりとともに
人気の職業があるようです。
しかし、サッカー選手でも花屋でも、
おなじ職業だからといって、
おなじようにはたらき暮らしている人はいません。
ぼくらの生活は、だれかの仕事のおかげで
成り立っているはずなのに、
彼らが日々なにを思い、
どんなふうに暮らしているのかはあまり知りません。
夜道で足をとめて星空を見上げるように、
目の前を通りすぎる
いろんな「はたらく」を見つめたい。
大人も子どももおなじ地平に立って、
はたらくってなんだろう、と考えてみる。
そんなふうにして、
このシリーズをつくりたいとおもいます。
■推薦者
●山崎ナオコーラ(作家)
はたらくことは、光ること。
町のあちらこちらで、
小さな光、暗い光、色々な人が輝いている。
起きて、出かけて、仕事開始、
ランチを食べて、人に会い、
あるいは誰にも会わずこつこつと、
きらきらきらきら家に帰る。
●今井紀明(認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長)
生きることはとても多様で、人の多様さほど面白さがある。
道端にあるお店にも、行き交う人にも「はたらく」があって、
違う景色がある。僕はそれを垣間見て、
「今日も生き残れているな」とホッとする。
誰かの日常を視ることは、自分の現在地を教えてくれる。
●ミロコマチコ(絵本作家)
●鳥羽和久(教育者)
■シリーズラインナップ
※本シリーズ(最初の4冊)は、
リトルプレスの出版レーベル
Ambooksから刊行されていた
リソグラフ版をもとにオフセット印刷で
大判にして新装刊行するものです。
・2024年9月刊行
◆はたらく本屋
◆はたらく中華料理店
・2024年11月刊行予定
◆はたらく製本所
◆はたらく図書館
・2025年2月刊行予定
◆はたらく動物病院
◆はたらく庭師
■はたらく製本所
埼玉県にある製本所「松岳社」ではたらく
笠井瑠美子さんの一日。
紙を折る人、切る人、あわせる人、綴る人、
運ぶ人……製本工場はおおきないきものみたい。
『広辞苑』から『はてしない物語』まで数多くの本を
つくってきた製本所の静かなドラマ。もっと見る
目次
もっと見る
著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[写真]吉田 亮人(ヨシダ アキヒト)
1980年宮崎県生まれ。京都市在住。滋賀大学教育学部卒業後、タイで日本語教師として1年間勤務。帰国後小学校教員として6年間勤務し退職。2010年より写真家として活動開始。2023年に写真集出版社「Three Books」を設立し共同代表を務める。著書『Brick Yard』(私家版)、『The Absence of Two』(青幻舎・Editions Xavier Barral)、『しゃにむに写真家』(亜紀書房)など。第47回木村伊兵衛賞2023最終候補、日経ナショナルジオグラフィック写真賞2015・ピープル部門最優秀賞、コニカミノルタ・フォトプレミオ年度大賞など受賞多数。[著]矢萩 多聞(ヤハギ タモン)
画家・装丁家。1980年横浜生まれ。9歳から毎年インド・ネパールを旅する。中学1年で学校を辞め、ペンによる細密画を描きはじめる。南インドと日本を半年ごとに往復し暮らし個展を開催。2002年から本づくりにかかわるようになり、これまでに600冊を超える本の装丁をてがける。2012年、京都に移住。現在は本業のほか、Webラジオ、リトルプレス、ワークショップなど、本とその周辺を愉快にすべく活動中。著書『本とはたらく』(河出書房新社)、『美しいってなんだろう?』(世界思想社)、『本の縁側』(春風社)など。もっと見る
動画
メディア情報
2024/11/20 『キャノンフォトサークル』12月号で紹介
2024/11/18 読売新聞夕刊著者インタビュー掲載