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歴史学で卒業論文を書くために


村上 紀夫 著

単行本 ¥1,430

刊行年月日:2019/09/13
ISBN:978-4-422-80041-7
定価:1,430円(税込)
判型:B6判変型 173mm × 115mm
造本:並製
頁数:224頁

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内容紹介

私も、こんな卒論指導をしてほしかった!

就活やバイトで忙しい学生に、どうやったら、しっかり卒論を書いてもらえるのか。長年、学生の卒論指導に苦労し、失敗を重ねてきた日本史の先生が書き下ろした、本当に学生に役に立ち、使ってもらえる面白い卒論執筆ガイド。普段のレポートとはレベルの違う、人生一度の学術論文をしっかり書くための、コンパクトだけど強い味方。また、過去に卒論を書いた社会人には、悔恨と懐旧の情がないまぜになって押し寄せること間違いなし。
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目次

▼はじめに
――学問の楽しさと卒業論文/歴史学の「発見」とは/なんのために卒業論文を書くのか/本書の使いかた/本書の対象
▼第1章 卒業論文の前に
――準備するもの/作業は迅速に
▼第2章 卒業論文の題目を考える
――研究テーマを決める/研究テーマへのこだわりを/題目を提出するために/ありがちなダメタイトル/タイトルが決まらないなら
▼第3章 論文の集め方と読み方
――先行研究を集めよう/まず文献目録を/論文探索と「講座もの」/「講座もの」のさまざま/学術雑誌から論文を探す/便利なツールも有効活用/データベースの過信は禁物/論文の読み方/論文が見つからない場合
▼第4章 史料があってこそ
――史料を探そう/史料収集の方法/データベースは手がかりにすぎない/手間を惜しまないこと/史料を整理する/分類と関連づけ/史料が生きてくる/史料とは食材のようなもの/指導教員のできること
▼第5章 夏期休暇の有効活用
――夏休みに終えておくこと/研究史の整理/史料の収集/声に出して読んでみる/史料の入力作業/史料所蔵機関での調査/ちゃんと調べてから
▼第6章 史料を読む
――史料を理解するとは/史料を「読む」ために/史料の年代比定/史料から発見を/言葉へのこだわりを/情報の整理/表は分析のはじまり/表の説得力/ただし数字には注意
▼第7章 章立てを考える
――執筆前に章立てを考える/ダラダラ論文はやめよう/「作業仮説としての目次」/執筆の開始/具体的な考え方/戦略的章構成/章立てが決まれば……
▼第8章 文章を書く
――論文の文体/論文にふさわしくない表現/白い論文と黒い論文/段落を単位に考える/読み手にやさしい文章を/文章を書くうえでの注意/史料翻刻のルール/翻刻史料には読点を/史料翻刻の例
▼第9章 注をつける
――注は用語解説ではない/注がなければ論文とはいえない/注の大切さ/注がちゃんとしていれば/注の具体的なつけ方/注番号をどこにつけるか/注を書くにあたっては/孫引き厳禁/史料は自分の目で読み直す/注をつける作業
▼第10章 「はじめに」を書く
――「はじめに」には何を書くか/研究史上の意義/研究史を整理する/研究史整理の方法/先行研究がないときは?/あなたにしか書けない研究史を/研究史整理ができたら/「はじめに」の大切さ
▼第11章 「おわりに」を書く
――「おわりに」が終わらないと/論証結果から何がいえるか/結論あってこその論文/「はじめに」と「おわりに」
▼第12章 下書きが書けたら
――書けたら必ず読みなおす/引用史料も再確認を/ワープロソフトのお節介に注意/もっと論文をよくするために/余計なことは書かない/誰かに読んでもらう/大学からの配付資料を再確認
▼第13章 提出締切が近づいてきたら
――とにかく書き始めること/危機管理をする/パソコンの故障に注意/周辺機器も要注意/心身に気をつけて/提出前に/提出したら
▼おわりに
▼あとがき

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著者紹介

[著]村上 紀夫(ムラカミ ノリオ)
1970年愛媛県今治市に生まれ、瀬戸内海の波音を子守歌に育つ。歴史が好きで、高校時には地元の寺社や城跡などを頻繁に調査・見学、水軍史を学ぼうと立命館大学文学部史学科に進学する。京都では、その歴史や文化に深く魅了され、当時発表されたばかりの瀬田勝哉氏の論文「失われた五条橋中島」(『月刊百科』304号、1988年)に影響を受け卒論を執筆。京都五条橋を舞台に、文学作品や地誌等を史料としてその背景にあった信仰について考察を加えた卒業論文は、拙いながらその後の研究の原点となっている。その後、大谷大学大学院文学研究科博士後期課程を中退、現在は、奈良国立博物館や平城宮跡のほかに、世界遺産になっている興福寺や春日大社も近くにある、奈良大学の文学部史学科教授として日本文化史を担当。歴史を身近に感じる環境で学ぶ、真面目で熱心な学生に教えられることも少なくない。また最近は、カメラ片手に、京都や奈良を散歩するのが楽しみのひとつになっている。著書に『近世勧進の研究』(法藏館、2011年)、『まちかどの芸能史』(解放出版社、2013年)、『京都地蔵盆の歴史』(法藏館、2017年)などがある。

※著者紹介は書籍刊行時のものです。
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