ホーム > 創元社の本 > 宗教・思想 > 宗教一般・思想 > 日本人のこころの言葉 法然
煩悩に翻弄されて生きざるを得ない私たち人間に救いはあるのか――。仏教にその可能性を求めながらも、難しい学問や厳しい修行は自分にはふさわしくないと悟った法然は、「南無阿弥陀仏(阿弥陀仏に帰依します)」と念仏を称えれば極楽浄土に往生できるという教えを発見し、すべての人々に広めることを願った。13世紀、日本社会が混迷を極めていた鎌倉時代に、安心して死を迎えるにはどうするかを提示した、仏教改革の旗手による至言をまとめた一冊。
言葉編
Ⅰ こころの原点とは
Ⅱ 学ぶ態度・生きる姿勢
Ⅲ 老・病・死を生きる
Ⅳ 往生の実現
生涯編
略年譜
法然の生涯
※著者紹介は書籍刊行時のものです。
[著]藤本 淨彦(フジモト キヨヒコ)