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2005年・夏 大都会の中心に位置する御堂筋、その風物を四季折々にスナップしてご紹介します。 |
1.銀杏と蝉 |
緑の少ない大阪で、御堂筋の銀杏並木は都会の中にある貴重な自然です。
春の新緑、夏の木陰、晩秋の黄葉、冬の青空と、季節ごとに移り変わる多彩な景観をお楽しみください。 |
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昼なお昏い森の奥、といった趣きの銀杏並木。
この下を一方通行6車線のクルマ専用としているのは、いかにももったいない。側道を自転車用にするとか、週末午後だけでも歩行者天国にして開放してほしいものです。 |
クマゼミが、なぜか多数ある銀杏の木にはつかず、少数の桜や樺の木に鈴なりになっていました。
低い位置に居るものもいて、容易に手づかみできます。天敵(子ども)のいないオフィス街ならではの油断でしょうか。 |
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2.御霊神社夏大祭 |
創元社のすぐそばにある御霊神社です。
御霊信仰に基づいた同名の神社は全国にいくつもありますが、ここは9世紀に創建され、明治大正には文楽座が置かれていたりと、由緒、来歴は豊かです。今後このページで折々に紹介していきます。 今回は、夏祭り(宵宮)の様子をスナップしました。
ちなみに、この神社を地元の人は「ごりょうさん」と呼びます。神社や食べ物にまで「さん」づけするのは、大阪では珍しいことではありません。「すみよっさん(住吉大社)」「飴ちゃん」「おかいさん(粥)」と自然に言えるようになれば、土着民のふりができます。 |
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狭い境内は出店と人でいっぱい。
普段は子どもの姿を見ない町ですが、祭りの時だけは別。 |
編笠をかぶり、鳴子を持った大人の参列も。 |
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西船場獅子講による獅子舞いパフォーマンス。横笛と小太鼓でバックを盛り立てるのは小学生。 |
子ども枕太鼓。
この枕太鼓とだんじりは、古くから大阪の祭りに特徴的なものです。天神祭では催太鼓(太鼓中)と呼ばれます。 |
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