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日本人のこころの言葉 空海
村上 保壽 著
内容紹介
日本の偉大な人物たちは、どのような思いで生きてきたのだろうか――。彼らの生き様とこころの世界を、その人物が発した言葉によって辿る新シリーズ。先人の言葉を繰り返し声に出して味わうことによって、私たちは自らの人生を豊かなものにできるはず。記念すべきシリーズ第1巻は“お大師さん”として慕われている空海。続いて、最澄、法然といった日本仏教の祖師たち、世阿弥、利休、芭蕉、宣長などを刊行予定。もっと見る
目次
はじめに
言葉編
I 人間と仏性
1 生あるものは必ず滅びる
2 迷いとは自分に迷っていること
3 心が世界をつくっている
4 心は環境によって変化する
5 慈悲とは人を平等に扱う心である
6 わたしたちの心は仏心である
7 われもまた大日如来
8 人を見るときはその人の心で
9 人は必ず何かの縁にめぐりあう
10 人間の心は広く大きい
11 身体の存在そのものが真理だ
12 この身体は仏の身体である
<空海のキーワード I>
II 生きる道を求める
1 密教は人びとの幸せのためにある
2 個性を奪わず適材を適所に
3 人を待ち時を待つ
4 実践してはじめてさとる
5 夫婦の仲むつまじさは自然の姿
6 生きとし生けるものに報いたい
7 すべては担う人間にかかっている
8 すぐれた先生を大勢の中から選べ
9 求道は名誉や名利のためでなく
10 本当の理解は実践から
11 生と死の実相を知るために
12 他の幸せのための修行
13 天も地獄も心がつくっている
14 さとるためにはさとる決断を
15 欲望むき出しの人は哀れだ
16 執着心が真実を見えなくする
17 さとりは功徳の報酬である
18 決断し選択するために
<空海のキーワード II>
III 真理を知る
1 仏の真理はわが心にある
2 生死は輪廻するものだ
3 現状が変わる時節は必ずくる
4 平等の「いのち」を生きている
5 鳥獣草木の声はすべて仏の言葉
6 心から心へ伝える
7 文章を書くには必ず理由がある
8 絶対的な真理をどう表すか
9 永遠の「いのち」を生きる
10 真実の「ことば」は常に眼前にある
11 森羅万象の「いのち」を体感する
12 存在とは関係である
13 さとりとは衆生救済の実践だ
14 死を受け入れるために
15 一人では何もできない
16 生あるものすべてが親である
17 人間は永遠不変を知覚できない
<空海のキーワード III>
生涯編
略年譜
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著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[著]村上 保壽(ムラカミ ヤストシ)
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