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シリーズ戦争学入門
外交史入門
ジョセフ・M・シラキューサ 著 / 一政 祐行 訳
内容紹介
外交と戦争は表裏一体のものである
現代国際政治に対する鋭い分析と考察で知られる著者が、国家運営に不可欠かつその運命に決定的な影響をもたらす外交について、豊富な具体例に基づいて初学者向けに解説。
アメリカ独立革命、二つの世界大戦、イラク戦争など歴史上の重要な事例から「外交の実際」を浮き彫りにするとともに、外交のもつ歴史的価値を解き明かす。
2030年代以降の外交を読み解くための羅針盤。もっと見る
目次
第1章 外交の進化
1 外交の進化
2 パブリック・ディプロマシー
3 外交官と諸条約
4 条約法に関するウィーン条約
第2章 アメリカ独立革命の外交
1 フランスとの同盟関係
2 苦境に立たされるイギリス
3 和平交渉
4 独立の問題点
第3章 第一次世界大戦とヴェルサイユの外交的起源
1 第一次世界大戦の起源
2 戦争の経過
3 連合国の戦争目的
4 パリ講和会議――開戦責任と賠償
第4章 スターリンとチャーチルがヨーロッパを分割した夜
1 チャーチルとスターリンの密約
2 ソ連との独自交渉
3 ルーズベルトへの説明
4 アメリカの対応
5 モスクワ会談
第5章 ジョージ・W・ブッシュとイラク戦争
1 アメリカの対イラク政策
2 二一世紀の脅威
3 イラク査察
4 戦争に訴える
第6章 グローバル化時代の外交
1 グローバル化の進展と外交システムの変容
2 人間の安全保障
3 大国間競争
4 外交と多国間主義
5 危機的状況下での外交
訳者解説
参考文献・資料
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著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[著]ジョセフ・M・シラキューサ(シラキューサ,ジョセフ・エム)
ロイヤル・メルボルン工科大学教授。核兵器の問題を含む冷戦史や米外交史に関する研究で著名。著書:America and the Cold War, 1941-1991:A Realist Interpretation, 2 volumes (Praeger, 2010), A Global History of the Nuclear Arms Race, 2 volumes (Praeger, 2013); Nuclear Weapons: A Very Short Introduction (Oxford University Press, 2015) ほか多数。[訳]一政 祐行(イチマサ スケユキ)
一政祐行(いちまさ・すけゆき)
防衛研究所政策研究部防衛政策研究室主任研究官。国際基督教大学教養学部国際関係学科卒業、大阪大学大学院国際公共政策研究科博士課程修了。博士(国際公共政策、2007年)。在ウィーン国際機関日本政府代表部専門調査員、日本国際問題研究所軍縮・不拡散促進センター研究員等を経て現職。平和・安全保障研究所(RIPS)安全保障研究・奨学プログラム14期フェロー。著書:『検証可能な朝鮮半島非核化は実現できるか』(信山社、2020年)、『核実験禁止の研究――核実験の戦略的含意と国際規範』(信山社、2018年。2019年度国際安全保障学会・第31回最優秀出版奨励賞〔佐伯喜一賞〕受賞)ほか。もっと見る
メディア情報
2023/11/06 歴史群像12月号で紹介
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