パロ(アザラシ型メンタルコミットロボット)開発者
産業技術総合研究所上級主任研究員
柴田 崇徳
20世紀後半、コンピュータや科学技術の進歩とともに、ロボット工学の分野は爆発的な発展を遂げました。ロボティクスとAI〔人工知能〕はすでに私たちの生活の一部になっています。
この本には、人間に似た姿をしたヒューマノイドや動物・昆虫型ロボットをはじめ、人間にはできない正確さとスピードで作業ができるロボットアームや、宇宙や海の中といった過酷な環境で活動できるロボット、病院の患者をケアするロボットヘルパー、災害時に活躍する救助ロボット、最新のドローンや未来の自動車、超小型ロボットまで、さまざまなタイプのロボットが登場します。
これから、私たちの生活はどのように変わっていくのでしょうか? ロボットといっしょに暮らす未来の様子を、少し先取りしてみましょう!