「毎日どっぷり鉄道漬け」になれるよう、路線図をはじめ、ビギナー&ベテラン向けの鉄道資料を多数収録しています。主な要素は以下の5つです。
①巻頭に国内全駅を網羅した路線図を収録、②マンスリーページには鉄道関連の周年情報を掲載(○○線開業×周年、○○デビュー△周年など)、③ウィークリーページには各日の鉄道関連の出来事と豆知識を記載、④巻末にオリジナル資料(約40頁)を収録。
さらに拡張ツールとして、⑤ユーザー専用サイト〈鉄道手帳WEB〉を毎年更新(鉄道手帳WEBの詳細はこちら)。巻頭路線図や過去の資料、ウェブ限定のアルバムをスマホやパソコンでご覧になれます。
鉄道好きの方に楽しんでいただけるように、毎年新たな情報を加えるとともに、既存資料の見直しを行っています。
『鉄道手帳』の路線図には、国内すべての路線と駅(路面電車の停留場を含む)を掲載しています。
路線図の一例。鉄道会社ごとに路線の色を変えているので、路線の広がりが一目瞭然
JR・私鉄の全駅はもちろん、貨物鉄道もすべて収録。さらに、ふつうの路線図にはまず載っていない信号場や操車場なども網羅しています。
□が貨物駅(○は旅客駅)。名古屋臨海高速鉄道の△は信号場
「ミヤソウ」こと宮原操車場も記載。ついでながら、新大阪から福島に向かう梅田貨物線も再現しています
地元では「地鉄(チテツ)」として親しまれている、地方鉄道の雄・富山地方鉄道も全電停を記載
ほかにも路線の描き方や会社・支社境界の挿入など、本手帳ならではの工夫がありますが、詳細は路線図の凡例(路線図の特徴や記号の種類をまとめたもの)や路線図現物でご確認くだされば幸いです。
一口に鉄道ファンと言っても、趣味歴や興味の対象はそれぞれですから、『鉄道手帳』では初心者向けの資料からマニアックな資料まで幅広く収録しています。表形式の資料のほか、必要に応じて図解資料も収録しています。
たとえば初心者向けの資料としては「鉄道の種類」や「JR車両の形式記号・番号の読み方」「国内観光列車一覧」があります。マニアックものとしては「全国貨物列車運行路線一覧」「全国の停車場・停留場および路線の動向」といった資料があります(年によって収録する資料が異なります)。
「JR車両の形式記号・番号の読み方」の一部。変わらないようでいて、毎年更新しています
「JR貨物機関車運用区間一覧」。機関車ごとに線種を変えて、どの機関車がどこまで走っているのかを図示しています(収録は不定期)
このほかにも「日本の鉄道事業者・軌道経営者一覧」(全213社)のように、基本データとして毎年収録しているものもあります。
「日本の鉄道事業者・軌道経営者一覧」の一部。第二種・第三種鉄道事業者も網羅しています
ウィークリーページは見開き1週間タイプです。各日の下部に、その日に起こった出来事を記述しています。具体的には、鉄道各社の設立や主要幹線の開業、ユニークな列車・車両のデビュー、事件事故などで、往時(むかし)の鉄道に思いを馳せたり、鉄道知識を深めるきっかけにしていただくため、毎年記述を増やしたり、差し替えたりしています。
右ページ下部には注番号に対応して補足解説を入れています
ほとんどの日付欄に、こうした過去の出来事を挿入していますが、特記すべき事項がない日もあります。そういうときは、鉄道に関する文字通りの【豆知識】を入れています。
マンスリーページは見開き1ヵ月仕様です。左側のスペースには、①鉄道関連の周年情報(会社設立、路線開業、車両デビューなど)と、②手帳の編集段階で判明している予定(路線・駅の開業/廃止、新車導入など)を記載しています。月相(新月、上弦、下弦、満月)と各地の日の出入り時刻も載っています。
ダイアリーページ同様、「月曜始まり」仕様です。鉄道関連の周年情報をすばやくチェックできます