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創元社NEWS*2023年2月号


先日、国立国際美術館で開催中の「ピカソとその時代」展に行ってきました。
いつ見ても「なんかすごい」と「しかしよく分からない」の間を反復横跳びするような感想しか持てないピカソですが、今回も懲りずにみてきました。今回、もちろんピカソも素晴らしかった(しかしよく分からなかった)のですが、中盤で展示されていたパウル・クレーの絵画がとくにすごかったです。谷川俊太郎さんが詩をつけた一冊『クレーの絵本』を刊行したことでも知られるクレーですが、なんというか、あたたかみとナゾ感がちょうどいいです。もちろん抽象画なので実際よく分からないのですが、なんとなく絵柄がかわいいので私のような人間でも楽しめます。
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というわけでなにかすごいものに興味のある方がいらっしゃいましたら、「ピカソとその時代」展、とてもオススメです。
それでは今月のメルマガをお送りします。(A)

>>「ピカソとその時代」展の公式HPは
こちら

編集者の裏×裏・・・イチオシの新刊を担当編集者の声とともにご紹介。
新刊&近刊情報・・・絶賛発売中&これから発売予定の新刊ラインナップ。
営業部だより・・・営業部員がお届けする、本が読まれる現場からの報告。
最近出た書評・・・新聞や雑誌に掲載された創元社書籍の書評情報。
╋ 編集者の裏×裏(ウラジジョウ)
イチオシの新刊を担当編集者の声とともにご紹介。
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マンガでめぐる考古遺跡・博物館【2/3発売】
今井 しょうこ 著 定価1,540円(税込)

前著『マンガでわかる考古遺跡発掘ワーク・マニュアル』で、発掘の現場と考古学の世界を存分に伝えた著者が、今度は全国の博物館や資料館を訪問し紹介。実地に取材した施設をロードムービータッチに描く、コミックエッセイ。

>>詳細はこちら
>>紹介動画はこちら

担当編集者より

出版の世界には、出版社と組んでオリジナルの企画を編集し、デザインや組版まで行う会社があります。本書もそうやってできた一冊で、企画・編集をしているのは、神崎夢現氏という、京都でムゲニウムという名の会社を経営しているベテランの出版業界人です。
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本書の著者である今井しょうこ氏のZINEを「発見」し、弊社に紹介してくれたのも神崎氏で、それを元にあれこれと話をしながら、一昨年の9月に創元社より出版した今井しょうこ氏の最初の本、『マンガでわかる考古遺跡発掘ワーク・マニュアル』に膨らませていったわけです。
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私と神崎氏との一番初めの仕事は、2014年に出た『大阪夜景』というオールカラーの写真集でした。私が創元社に入社したのは2010年のことで、入社以来、のちに『近世刊行大坂図集成』として刊行されることになる大型史料本以外の大阪関連の企画はあえて禁欲し、それ以外の企画で勝負していました。そんなある日、神崎氏より連絡があり、夜景写真家の堀寿信氏を紹介され、出版企画を提案されたのでした。
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2014年は、関西国際空港の外国人入国者数が、317万人と前年よりも一気に4割近くも増加し、訪日旅行者バブルの幕が開いた年でした。そんな中、たこ焼きやお好み焼きだけではない大都市イメージを夜景として捉えた写真は、まさしく大阪の新旧織り交ぜた最新の景観をとらえていただけに好評を博し、のちに増補版も出版しています。
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そんな感じで作られる創元社の本も、意外と少なくありません。
(yy)
╋ 新刊&近刊情報
絶賛発売中&これから発売予定の新刊ラインナップ。
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図説 日本の城と城下町⑤ 金沢城【1/11発売】
木越隆三 監修 定価1,650円(税込)
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奇妙な国境や境界の世界地図【1/24発売】
ゾラン・ニコリッチ 著 / 松田 和也 訳 定価2,750円(税込)


 
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カウンセリングに活かす「感情処理法」 対人援助における「不快な感情」の減らし方【2/13発売】
倉成宣佳 著 定価2,750円(税込)
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創元ビジュアル科学シリーズ4 NASAのロボット蜂 偉大な発明でたどるロボティクスとAIの歴史【2/22発売】
ロバート・ウォー 著 / 土屋 誠司 訳 定価2,530円(税込)
 
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図説 日本の城と城下町 第1期(①~⑤巻セット)【1/11発売】
定価8,250円(税込)
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「科学のキホン」シリーズ① イラストでわかるやさしい物理学【1/24発売】
カート・ベイカー 著 / 東辻 千枝子 訳 定価3,080円(税込)

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難病療養者のこころ 心理臨床と生命倫理の視点から【2/22発売】
鎌田 依里 著 / 峯村 優一 著 定価2,640円(税込)
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自然科学ハンドブック 化石図鑑【2/22発売】
デヴィッド・J・ウォード 著 / コリン・キーツほか 写真 / 相場 大佑ほか 監訳 / 喜多 直子 訳 定価3,300円(税込)
 
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日本のブリキ玩具図鑑【1/18発売】
熊谷 信夫 著 定価6,600円(税込)
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自然科学ハンドブック 岩石・鉱物図鑑【1/25発売】
クリス・ペラント、ヘレン・ペラント 著 / 貴治 康夫、柴山 元彦 監訳
定価3,080円(税込)
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写真で比べる中国大都市の近現代3 香港今昔 HONG KONG THEN AND NOW【2/22発売】
ヴォーン・グリルズ 著 / 国枝 成美 訳 定価6,050円(税込)















 
╋ 営業部便り
営業部員がお届けする、本が読まれる現場からの報告。
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バックナンバーを見ると、本の話が続いていたので、少し別の話をしようと思います。
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最近、個人的な所用で長崎に行きました。
急ぎの用だったため、ほとんど観光もできなかったのですが、親戚の家で出前を取ってもらった長崎名物の皿うどんが、旨かった…。
長崎の皿うどんと言えば、油で揚げたような固い細麺のイメージでした。しかし地元の人に聞くと、長崎の皿うどんにはパリパリの細麺と、もちもちの太麺と、2種類あるそうです。
上記の写真は細麺ですが、私が今回いただいたのは太麺の皿うどん。始めて食べたと思います。
野菜、海鮮、お肉と太麺が絡まり、大変おいしい。
また驚いたのは、味変の文化。ウスターソースが付いてきており、それをかけて味変するのが、長崎では普通なのだとか。
味変のおかげもあって、箸が止まらず、そのあと飛行機に乗らなくてはいけないのに、動けなくなるほどお腹一杯にしてしまいました。
調べてみると、都内にも太麺の皿うどんが食べられるお店がいくつかある様子。
今度行ってみようと思います。

※写真を撮り忘れたのでフリー素材をお借りしました。
(RT)

╋ 最近出た書評
新聞や雑誌に掲載された創元社書籍の書評情報。

・ロブとトム・シアーズ著 『大きな 大きな 大きな 足あと』/毎日新聞
>>書評はこちら

・カーネギー著『人を動かす 新装版』/毎日新聞
>>書評はこちら
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