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創元社NEWS*2022年12月号

カタールW杯が開催中です。いつも心躍る大会ですが、私がおぼえているW杯といえば2010年の南アフリカ大会です。当時CSKAモスクワに所属していた本田圭佑選手や、はじめて日本のDFラインに安定をもたらしたようにみえた田中マルクス闘莉王選手と中澤佑二選手。胸に去来するものはさまざまありますが、なにより心に残るのはそう、ブブゼラです。耳慣れない、むしろうるさい、でも聞こえてくるとなぜか高ぶる。そんな不思議な楽器です。
さまざまな文化に触れる機会にもなる大会ですが、どうか諍いの種にならず、喜びを分かち合える機会になればと願います。それは今月のメルマガをお送りします。(A)

編集者の裏×裏・・・イチオシの新刊を担当編集者の声とともにご紹介。
新刊&近刊情報・・・絶賛発売中&これから発売予定の新刊ラインナップ。
営業部だより・・・営業部員がお届けする、本が読まれる現場からの報告。
最近出た書評・・・新聞や雑誌に掲載された創元社書籍の書評情報。
╋ 編集者の裏×裏(ウラジジョウ)
イチオシの新刊を担当編集者の声とともにご紹介。
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自然科学ハンドブック 恐竜・古生物図鑑【12/21発売】
グレゴリー・F・ファンストン 監修 / ヘイゼル・リチャードソン 著 / 田中 康平 監訳 / 喜多 直子 訳 定価3,080円(税込)

恐竜・古生物の生態、進化、分類を詳しく学べるコンパクトでありながら内容豊富なハンドブック図鑑。700点以上のイラストとともに200種以上の恐竜・古生物を取り上げ、最新の科学的知見をもとに注目すべき特徴を解説。

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担当編集者より

ティラノサウルス、トリケラトプス、ステゴサウルス……と聞くと、どれか一つは、その恐竜の姿かたちを思い浮かべることができる方も多いのではないでしょうか。本書では、有名恐竜のほかにも、200種以上の恐竜や古生物を取り上げ、その特徴を解説しています。
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創元社の恐竜関連本も本書で6冊目。今回も、ほかの恐竜本でもお世話になっている田中康平先生に英語の原本からの翻訳を監訳していただきました。
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恐竜の名前(学名)はラテン語で命名されているので、もちろん原書ではアルファベットで記載されています。ティラノサウルスなど、日本語(カタカナ)で記載する時の表記が一般によく知られているものは迷わずに訳語を決められますが、たとえば始祖鳥という名前でも知られている Archaeopteryx は「アーケオプテリクス」「アルカエオプテリクス」など、いくつかのカタカナ表記が考えられます。監訳の先生とは、この図鑑ではどの表記にするのかの相談から始め、方針を決めて書籍全体で統一しています。本書では、どの表記を採用したのか、それはぜひ書籍を手に取ってお確かめください。
(YM)
╋ 新刊&近刊情報
絶賛発売中&これから発売予定の新刊ラインナップ。
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やさしく知りたい先端科学シリーズ10 データサイエンス【11/15発売】
生田目 崇 著 定価1,980円(税込)

 
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名画のティータイム 拡大でみる60の紅茶文化事典【12/5発売】
Cha Tea 紅茶教室 著 定価3,520円(税込)
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ジオサイコロジー 聖地の層構造とこころの古層【12/13発売】中沢 新一 著 / 河合 俊雄 著 定価1,980円(税込)
 
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大きな 大きな 大きな 足あと もし全人類がひとりの超巨人だったら【11/15発売】
ロブとトム・シアーズ 著 / きたむらさとし 訳 定価2,420円(税込)
 
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「家族」を超えて生きる 西成の精神障害者コミュニティ支援の現場から【12/5発売】
山本 智子 著 定価2,640円(税込)

 





 
 


 
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ビジュアル版 はじめての聖書物語【12/5発売】
サリー・タグホルム他著 / フリアン・デ・ナルバエス イラスト / 山崎 正浩 訳) 定価3,520円(税込)
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アルケミスト双書 物語のつむぎ方入門 〈プロット〉をおもしろくする25の方法【12/13発売】
エイミー・ジョーンズ 著 / 駒田 曜 訳 定価1,320円(税込)
 










 
╋ 営業部便り
営業部員がお届けする、本が読まれる現場からの報告。
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先日、以前から興味のあった自社の本を数冊読みました。表紙のイラストに惹かれて購入しましたが、世界で言い伝えられている「幸せのしるし」や「ことば」など、様々な国の慣習に触れられて、わくわくする内容でした。慣習といえば、海外ではくしゃみをすると、周りの人から「Bless you!」という言葉をかけられます。くしゃみをした後、息を吸い込んだはずみに体内に悪魔が入らないようにかける言葉だそうですが、日本でくしゃみをすると「誰かに噂されている」という言い伝えがあります。くしゃみひとつでも国によって解釈が全く異なるので興味深いですね。ちなみに私は、留学先で大きなくしゃみをしたときに、知らない男性から突然「Bless you!」と言われ、当時は何も知らず不審者だと思ってしまい、無視してしまいました。「Thank you.」と返すのが普通なのですが、申し訳ないことをしてしまったなと、この文章を書きながら思い出しました。
*
海外には海外の、日本には日本の良い慣習がたくさんあって、今回のように本から学ぶことがたくさんあったので、この冬も休日はこたつに入って、読書を楽しみたいと思います。
(TY)

╋ 最近出た書評
新聞や雑誌に掲載された創元社書籍の書評情報。

・ヴォーン・グリルズ著『上海今昔』/産経新聞
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・ロジェ・カイヨワ著『石が書く』/評者:最果タヒ/朝日新聞
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