創元社NEWS*2020年11月号
本年9月から、作家・千葉集さんの連載「本を読んで、ホラを吹く。」を創元社noteにて開始しました。。SFともミステリーともつかない不思議なショートショートの世界。なぜ創元社から? とネットでもさっそく話題ですが、だまされたと思ってちょっと読んでみてください。法螺話につきあううちに、思ってもみなかったような物語に引き込まれるはず。
今後も新しい企画に挑戦できればと思います。それでは今月のメルマガをお送りします。

>>創元社note「本を読んで、ホラを吹く。」はこちら

編集者の裏×裏・・・イチオシの新刊を担当編集者の声とともにご紹介。
新刊&近刊情報・・・絶賛発売中&これから発売予定の新刊ラインナップ。
営業部だより・・・営業部員がお届けする、本が読まれる現場からの報告。
[連載]ソジーのゲラ・・・公式キャラクター・ソジーが現在編集中の本のゲラを紹介。
将棋瓦版・・・創元社将棋普及チーム4名がお届けする、将棋に関するつぶやき。
キャンペーンのお知らせ・・・現在実施中のキャンペーン情報。
「創元社note部」更新情報・・・最新のnote更新情報をお知らせ。
「じんぶん堂」掲載情報・・・「じんぶん堂」に掲載された弊社記事をお知らせ。

 編集者の裏×裏(ウラジジョウ)
イチオシの新刊を担当編集者の声とともにご紹介。

原寸復刻「浪花百景」集成
One Hundred Views of Naniwa
【11/16発売】
橋爪節也編著 定価(本体10,000円+税)

『浪花百景』は幕末に成立した名所錦絵の代表作。保存状態が最良の完本(全102点)を原寸復刻し、高精細で印刷再現した本邦初の画集となる。本格的な研究書としても、地誌的観点と美術史的観点で多角的に作品解説をほどこし、概説から絵師の画業と特性、異なる摺りの比較研究など、各種の論考を備える。各館の作品所蔵状況を調査した一覧資料や関連図版・参考文献も付し、将来の発展的研究に資する基本文献となることを目指す。

担当編集者より
『浪花百景』は、幕末の大坂の風景を描いた名所錦絵として知名度の高い作品ですが、今回の本書が原寸大かつ高精細の印刷で復刻された初めての本になります。ネット上でも見ることができる作品ながら、デジタルスキャニングと修復技術によって、極力現物の色彩に近づけた、これまでにないハイクオリティで一目見て美しい浮世絵画集になっています。

現在の市場流通価格では、100枚揃いで最低でも500万円はするという『浪花百景』ですが、制作された幕末当時は庶民でも買えるものでした。当時の販売価格は換算して1枚数百円ぐらいに相当し、土産物に買ったり、あるいは1枚ずつコレクションしていってアルバム状の画帖仕立てにしたりと、手軽に楽しまれていました。そのため、社会階層や老若男女を選ばず、予備知識や教養レベルも問われず、誰でも見て楽しめるように描かれています。本書も、難しいことや堅苦しいことは置いて、まずはページをめくって気軽に楽しんでいただければと思います。

原寸復刻作品だけでなく、解説や資料も充実しています。絵師が参考にしたと思われる先行作品や文献、絵の舞台となった地誌の解説、美術史的観点からの作品評価、そして絵に込められたメッセージや謎解きのヒントも開陳されています。絵の描かれた推定地を地図上にプロットし、国内海外のコレクション状況も調査して一覧にしました。専門書としても必要な資料、データは完備し、将来の研究に資する内容になっています。(TM)

╋ 新刊&近刊情報
絶賛発売中&これから発売予定の新刊ラインナップ。

命を危険にさらして――5人の女性戦場ジャーナリストの証言【10/5発売】
マリーヌ・ジャックマンほか著/遠藤ゆかり訳 定価(本体1,800円+税)

男性だけが担当していた戦場ルポの世界に飛び込んだ最初期のベテランから若手まで、世代も経歴も異なる5人のフランス人女性戦場ジャーナリストが綴る、真摯なエッセイ集。

フィボナッチの兎――偉大な発見でたどる数学の歴史【10/5発売】
アダム・ハート=デイヴィス著/緑慎也訳 定価(本体1,800円+税)

ピタゴラスの定理からフェルマー、ワイルズ、フィボナッチ、ニュートン、オイラーなどの先駆者による偉大な「ひらめき」まで、50の歴史的発見でつづる壮大な数学史。

野口孫市の建築術――西洋と日本のはざまで【10/5発売】
林和久著 定価(本体3,500円+税)

野口孫市(1869-1915)は短い人生の間に数々の名作を残した。この場に存在することの意味を考えた中之島図書館、自由な構成による住友家須磨別邸など建築術の核心に迫る。

ロールシャッハ法による精神病現象の査定――理論的・概念的・実証的発展【10/14発売】
ジェームズ・H・クレーガー著/馬場禮子、吉村聡監訳 定価(本体8,500円+税)

ロールシャッハ法は医療現場で用いられることの多い心理検査のひとつ。本書は、ロールシャッハ法で求められることの多い精神病の査定に特化して解説した専門家必携の一冊。

エゴグラム――ひと目でわかる性格の自己診断【10/14発売】
ジョン・M・デュセイ著/池見酉次郎監修/新里里春訳 定価(本体3,800円+税)

孤独、夫婦間の葛藤、心身症からの解放等、豊富な実例をもとに説き、わが国ではじめてエゴグラムを紹介した翻訳書、待望の復刊。

発達障害児のプレイセラピー――未分化な体験世界への共感からはじまるセラピー【10/14発売】
藤巻るり著 定価(本体3,600円+税)

自閉症児とのプレイセラピーにおいて治療者自身も未分化な意識状態に入り込む「地べた意識」が、自閉症児の世界を社会的文脈につなげる作業であることを明らかにする。

心理療法と現代の意識――「非二」という視点からの考察【10/14発売】
橋本尚子著 定価(本体4,000円+税)

現代の意識の特徴を「非二」の意識と捉え、「非二」の意識の発達とその治療論を考察。「非二」と「二」の事例を検討しながら「二の世界」「非二の世界」の普遍性を見出す。

復職支援の心理療法――グループにおける異質性との出会い【10/14発売】
長堀加奈子著 定価(本体3,600円+税)

グループサイコセラピーにおける「異質性」との出会い、関わりが復職支援においていかなる意義を持つのか。事例検討および参加者のインタビュー調査からその可能性に迫る。

被虐待体験によるこころの傷とその癒し――イメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルの構築【10/14発売】
廣澤愛子著 定価(本体3,600円+税)

事例研究を通して、被虐待体験があるクライエントに対するイメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルを構築し、その回復過程と留意点、利点を明らかにする。

お葬式の言葉と風習――柳田國男『葬送習俗語彙』の絵解き事典【10/14発売】
高橋繁行著 定価(本体1,800円+税)

柳田國男『葬送習俗語彙』(昭和12年)に出てくる葬送習俗の言葉の中から約180を選び、著者自身の聞き取り調査を盛り込みながら、不思議な魅力をもつ切り絵とともに解説。

近代戦争論【10/14発売】
リチャード・イングリッシュ著/矢吹啓訳 定価(本体2,400円+税)

近代戦争の諸側面について、歴史学、政治学、経済学、神学、心理学などの観点から考察。近代戦争の定義、原因、戦いの動機、終結に至る経緯とその遺産を多角的に検証する。

サブスクリプション【10/23発売】
小宮紳一著 定価(本体1,800円+税)

話題のビジネスモデル「現代型サブスクリプション」の隆盛を支える消費志向の変化や物流の進歩、デジタル技術の活用などを、イラストや図版を使ってやさしく解説。

あの恐竜どこにいた? 地図で見る恐竜のくらし図鑑【10/23発売】
ダレン・ナイシュ監修/田中康平監訳/喜多直子訳 定価(本体2,400円+税)

ティラノサウルスの化石がはじめて見つかった国は?ヴェロキラプトルが狩りをしていた場所は?食べ物は?古代と現代の地図を使って、恐竜と古代の生き物のくらしを紹介。

ヒトの足――この謎にみちたもの【10/23発売】
水野祥太郎著 定価(本体4,000円+税)

ヒトの二足直立歩行の起源に新説を提唱した著者のライフワーク。恐竜の足の謎解きから扁平足問題、足の痛み、履物まで知的興奮に満ちた考察。

アメリカは正気を取り戻せるか――精神科医が分析するトランプの時代【10/30発売】
アレン・フランセス著/大野裕監修/北原陽子訳 定価(本体2,200円+税)

「病んでいるのはトランプではなく、彼のような人間を大統領に選んだアメリカ社会の方だ」。アメリカ精神医学界の権威が分析する現代アメリカの抱える問題点とその対処法。

世界のふしぎな木の実図鑑【11/16発売】
小林智洋著/山東智紀著/山田英春写真 定価(本体3,000円+税)

世界の木の実の中から、造形のユニークさや植物の営みのふしぎさを優先して厳選した約300種を、美麗で迫力ある撮り下ろし写真とともに紹介する。解説、コラムも充実。

黄昏 In the Twilight【11/16発売】
水口博也著 定価(本体3,400円+税)

アフリカの草原からアラスカの海まで。一日の終わり、魔法のように光が移ろう中でシャッターを切り、考えたこと。ネイチャーフォトの達人によるマジカルな瞬間と紀行エッセイ。

実は、内向的な人間です【11/16発売】
ナム・インスク著/カン・バンファ訳 定価(本体1,400円+税)

外向型人間にものさしを合わせたかのような世の中で、内向型人間は深く悩みながらも懸命に生きている--。どうすれば内向的な自分と親しくなり、ささやかな幸せを育めるのかについて考察したエッセイ集。

Scratch〈スクラッチ〉とPython〈パイソン〉でまなぶプログラミング図鑑セット【全5巻】【11/24発売】
キャロル・ヴォーダマン著/山崎正浩訳著 定価(本体14,000円+税)

大好評の「プログラミング図鑑」を集めたセット。最新のScratch 3.0に対応したスクラッチ関連書3冊と、パイソン関連書2冊を専用ケースに収めました。

宝石を楽しむ ルースコレクターズ・マニュアル【11/24発売】
なかがわ著 定価(本体1,600円+税)

近年人気の高まる研磨された宝石「ルース」をコレクターが納得のいく形で入手できるよう、「ルースの一般的な評価基準」を元に品質の見極め方などを幅広く解説した入門書。



╋ 営業部だより
営業部員がお届けする、本が読まれる現場からの報告。

今年の春、夏は、あまり季節を感じる間もなく過ぎたように思いますが、ここ最近は、風の冷たさや、木々の彩りなど秋を感じるゆとりが少しできたようにも思います。

さて、秋といえば行楽の秋、食欲の秋、芸術の秋とありきたりなことを書いてしまいますが、芸術といえば、展覧会も楽しみの一つですよね。展覧会の情報を集めていると、今年はこんな展覧会があるのか、この展覧会はおもしろそうだな、海外でしか観られない絵画が初めてに日本に! などという言葉を見つけるとついつい行ってみたくなったりと、密かに心躍らせながら集めていたりします。
ただ、今年は残念ながら新型コロナウイルスの影響で、中止になったり、延期になったり、期間の短縮だったりということがありました。
今は、開催されている展覧会も多くなりましたが、おうち時間も増えた今、ページを開いて眺めるのもよし、画家の生涯を読むのもよし、この秋は本をめくってを過ごすのを楽しみたいと思っています。(S)


[連載]ソジーのゲラ
公式キャラクター・ソジーが現在編集中の本のゲラを紹介。
「ソジー、今度は何の本のゲラを見つけたの?」 

ほらほらソジー! 早く見てごらん! 12月の新刊『 縞と色彩の石 アゲート』のゲラだよ! ブックデザイナーにして瑪瑙(めのう)コレクターでもある山田英春さんの瑪瑙シリーズ全3巻がいよいよ完結するんだ。3冊が収まる箱もめっちゃおしゃれでクリスマスプレゼントにもぴったり(ここまで一息)
……え? なに、ソジー。早口すぎて何言ってるかわからない? 瑪瑙って何だって?
よくぞ聞いてくれました。瑪瑙(アゲート)っていうのは、玉髄(カルセドニー)とよばれる鉱物のうち、縞状の模様ができるもののことなんだ。
日本の川原でも手軽に拾えるようなポピュラーな石である一方、自然にできたとはにわかには信じられないほど鮮やかな色彩と神秘的な模様が現れるんだよ。
市川春子さんの『宝石の国』を読んでいる方には、フォスの欠けた脚を貝とともに補充した素材というとピンとくるかも(ここまで一息)
……はっ、ごめんソジー、ありがとう呼吸の必要を思い出させてくれて。
と、とにかく瑪瑙の断面にはさまざまな模様が浮かび上がっているの。
まるで荒野や海食崖を描いた風景画かパウル・クレー作品のような模様を持つ瑪瑙を集めたのがシリーズ第1弾の『 パエジナ』、色鮮やかな海藻やシダ植物、あるいは小さな野の花が咲いているような模様を集めた第2弾『 プルーム・アゲート』に続いて、瑪瑙の瑪瑙たるゆえんである「縞と色彩」に焦点を当てた最終巻がついに出るってわけよ。
私、編集担当でもないのに何でこんなに話せるんだろ?
……あれ? ソジーがいつのまにかいなくなってる……(O)

╋ 将棋瓦版
将棋が好きな男性社員二名と将棋に興味が出てきた女性社員二名がお届けする将棋に関するつぶやき。

「将棋聖地探訪記 関西将棋会館編1」
…2019年12月、将棋普及チーム定期ミーティング中。
A「あれ?そういえば将棋普及チームの中で関西将棋会館へ行ったことある人いる?」
B「そういえばない。」C・D「ないですね。」
A「暖かくなってきたら行ってみましょうか。」
今年、コロナの影響でまさかこういった事態になるとは思っていなかった昨年の暮れ。
春先に関西将棋会館へ訪問する予定だったが大幅にずれ込み、先日、感染症対策をして関西将棋会館へ訪問した。

JR大阪環状線福島駅から徒歩3分、改札を出て左(北方面)へ100メートルほど歩くと、
A「関西将棋会館見えてきましたよ。」
B・C・D「お~!」
数々の名勝負が繰り広げられてきた関西将棋会館。先日も棋聖戦第4局 渡辺明棋聖対藤井聡太七段(段位は当時)の対戦があったばかり。思っていたよりモダンな佇まいの関西将棋会館に一同大興奮。
A「さっそく入ってみますか。」
中に入ると将棋の駒形の鏡が迎えてくれた。
A「将棋の書籍やグッズを扱っている売店がありますが入ってみますか?」
B・C・D「…!!」

次号に続く

╋ キャンペーンのお知らせ
現在実施中のキャンペーン情報。
【1】「それでいい。」シリーズサイン本特別販売
「それでいい。」シリーズ最新刊の発売を記念して、細川貂々さんの直筆サイン本特別予約販売を実施しております。
■予約受付期間:10月16日~11月24日


【2】『心理学手帳』愛読者アンケート
『心理学手帳』を購入しアンケートにご協力いただいた方の中から抽選で30名の方にオリジナルクリアファイルをプレゼント。

╋ 「創元社note部」更新情報
最新のnote更新情報をお知らせ。
■読書家たちは自分なりの犯人像を予想した。
創元社の本を読んで、作家・千葉集が法螺を吹くシリーズ企画。
第二回は視線のお話。


╋ 「じんぶん堂」掲載情報
「じんぶん堂」に掲載された弊社記事をお知らせ。
■『飛田百番』に誘われて 絢爛豪華「遊びのデザイン」にあふれた遊郭の建築を見る
大阪・飛田新地にある「鯛よし百番」は、大正7年に開業した飛田遊廓を代表する建物の一つ。大仰な唐破風、日光東照宮を模倣した待合、住吉大社の太鼓橋のミニチュア、桃山風意匠の絢爛豪華な大広間、趣向が凝らされた小部屋と、様々な「遊びのデザイン」に充ちており、文化庁登録有形文化財となっている。100枚におよぶカラー写真と丁寧な解説で百番の魅力を伝える本『飛田百番――遊廓の残照』に導かれ、私は飛田へ向かった。

■骨を折ることができる豊かさ 『人類堆肥化計画』刊行に寄せて
今秋刊行される『人類堆肥化計画』は、都会から奈良の里山へ移り住んだ若き農耕民である著者が、養鶏や稲作など自給自足の生活実践を通して、生きることの根源的な問いに迫る思想的エッセイ。一般に禁欲や清貧といった観念に結び付けられている里山を、人間を含む貪欲な多種たちの賑やかな吹き溜まりとして捉え直し、人間と異種たちとの結節点である堆肥を取り上げながら、現代社会において希釈・隠蔽されている「生の悦び」を基底から問い直す。本記事は、著者の東千茅さんによる刊行記念エッセイである。

■教養としての「人工知能」入門 数式なし、誰でもわかる『はじめてのAI』
「人工知能」と聞くと「なんだか難しそう…」「文系の私には理解できない」と思われる方が多いかもしれません。この本の編集担当である私も、皆さんと同じような人間の一人でした。そんな自分がある日、ふと思い立って著者の講演会を聞きに行ったことがきっかけで、本書『はじめてのAI』が生まれました。そのあたりの詳しい経緯は著者の土屋誠司・同志社大教授が以下のエッセイに書かれています。人工知能に関する本はたくさんありますが、意外となかったのが「“普段着”の言葉で書かれたAI本」です。ぜひ「入門書の前に読む入門書」として、本書をお楽しみいただけると嬉しく思います。

■イギリスの「国民食」から読み解く、移民と階級社会 『フィッシュ・アンド・チップスの歴史』
19世紀のイギリスに誕生し、20世紀初頭に安くて栄養価の高い日常食として労働者階級に普及したフィッシュ・アンド・チップス。魚の衣揚げの起源はユダヤの食文化にあり、揚げた細切りのジャガイモはフランスに由来すると考えられる。店舗経営者には移民が多く、その出身地はイタリア、キプロス、中国と多岐にわたった。そうした様々な由来を持つフィッシュ・アンド・チップスは、どのようにして英国の「国民食」となったのか。栢木清吾氏の「訳者あとがき」から一部を抜粋して紹介する。

■ケルト文化の魅力 ―「自然の生命」を敬う心と知恵の泉―
『ケルト事典』復刊を記念して、監訳者である多摩美術大学の鶴岡真弓・芸術人類学研究所長に「ケルト文化の魅力」と題した記事をご執筆いただいた。神話、音楽、動物文様など、溢れるようなイメージをもたらしてくれるケルト文化のことが、もっと知りたくなるはず。
>>「じんぶん堂」サイトで記事を読む

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