いよいよ縄文ブーム到来!? 縄文時代の面白さに目覚めた人々の間で話題のフリーペーパー『縄文ZINE』から竪穴式にスピンオフして生まれたかつてないジョーモン本が登場。現代人に足りないのは縄文的発想だ!をモットーに、ビジネスの現場とマリアージュさせ、くすりと笑えて気がつくとためになる仕事術として抽出。ビジネスとは「狩り」であり、理想の上司は「森」である――1万年以上持続した時代に学ぶことは深く尊い。
刊行を記念してショートインタビューを敢行!
かつてない縄文本を生んだ著者の溢れるジョーモン愛をお届けします。
Q1:縄文の魅力って何ですか?
とにかく土偶や土器などの造形物が楽しい。
ヒントはめちゃくちゃ多いのによくわかっていないことが多い。
全然違う文化なのになぜか共感できる部分がある。
Q2:縄文とビジネスってどういう関係があるんですか?
確かにまったく違うもので、今まで誰も交わらせようとは思わなかった両者ですが、その本質をみれば決してこの試みが無謀だとは思いません。現代のビジネスの現場はさまざまな思惑で複雑化しすぎていますが、その思惑を解きほぐし、シンプルに考えてみれば見えてくるのは縄文時代と同じ「生活」です。
縄文とビジネスを混ぜても有毒ガスは出ません。南国の変な花のような、ちょっと不思議な匂いがするかもしれませんが…。「縄文とビジネス」の奇跡のマリアージュをぜひこの本で味わってみてください。
Q3:弥生はキライですか?
弥生はともかく古墳はキライです。自分のお墓を大きくしたがる人とは友達になれません。
Q4:もし縄文人に生まれ変わったら何をしますか?
旅をします。いろんな土器文化圏を回ってみたいですね。で、中期に草創期の土器を発掘して中期の土器に混ぜて現代の考古学者を混乱させたい(笑)
Q5:縄文時代から現代人が学ぶべき最大の教訓は何ですか?
ビジネスでもなんでも、我々はつまるところ「人間」だということです。
Q6:縄文に詳しいのとグルメに詳しいのと、どっちがモテますか?
グルメです。
Q7:最後に、あなたにとって縄文とは?
会ったことがないけど、仲の良い友達。